日銀総裁に武藤敏郎さん 読売が「有力」と報道


 [写真は武藤敏郎日本銀行副総裁=日本銀行(BOJ)ホームページ]

 日本銀行(にっぽんぎんこう)=BOJの3月20日付の総裁人事。

 「武藤敏郎副総裁の昇格が有力」と読売が報じました。

 私は当ブログ内「今後の政治日程」のエントリで、武藤敏郎副総裁昇格が有力とずっと書いてきました。

 実際の人事が近くなり、複数案が上がってきたこともあり、今月になって念のため消していましたが、かなりの確信を持っていました。

 民主党(DPJ)が武藤さんを総裁にすえるのは、細川護煕内閣以来の小沢一郎さんと財務省の関係からして、順当です。

 能力・実力・権限とも霞が関ナンバーワン官庁である財務省(大蔵省)は、細川護煕内閣のとき、もっとも早く官邸に協力しました。

 憲法65条「行政権は内閣に属するからして至極当然のことです。

 しかし、この後、自民党(LDP)が日本社会党と手を組み、「村山内閣」という闇討ちで国民を欺き、政府を奪いました。

 当時の大蔵事務次官だった斉藤次郎さんはその後、辛い目に遭いました。

 そして、オールド自民党橋本龍太郎内閣で、大蔵省銀行局・証券局(ともに現在の金融庁)および日銀に大混乱が起きます。

 1998年「大蔵省・日銀接待汚職事件」です。

 山一・拓銀ショックに追い打ちをかけるように「大蔵省・日銀接待汚職事件」は三塚博大蔵大臣、小村武大蔵事務次官、日銀の松下康雄総裁、福井俊彦副総裁の4人のクビがいっぺんに飛ぶという空前絶後の大スキャンダルになります。

 まあ、この事件は「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」と呼んだ方が通りがいい。記憶とはそんなものです。
 私もそうですが、みんな忘れっぽい。この「忘却」という人間の機能をうまく使って、自民党は53年間の独裁政権を可能にしました。

 「パンしゃぶ事件」のとき、大蔵省で極めて異例の人事がありました。

 事件に関与していないものの、「監督責任」をとって大蔵大臣官房長=会社で言えば、総務部長=が官房審議官に降格します。

 それが武藤敏郎さんです。

 しかし、官房審議官に残ったことで、やがて武藤さんは財務事務次官となります。エースを守るために考え出された人事案が「官房審議官降格」だったのです。そこまでして守ったエースが武藤敏郎だったのです。

 さて、日銀は未曾有の危機にあります。

 なにが「危機」かというと、グローバル化とIT化によるマネーの急増(過剰な流動性)によって、日銀の利上げ・利下げをはじめとする金融調節機能が効きにくくなっています。

 ここで、民主党財務省のエースを日銀総裁にすえることによって、民主党財務省+日銀+国民の“四位一体”になった経済・金融再建が可能になります。

 防衛省の若手官僚が民主党議員としか会話しなくなっているのは公然の事実です。
 武藤敏郎さんが日銀総裁になれば、財務官僚もいっそう民主党政権に協力するでしょう。

 最近の財務省は主計局はさすがですが、理財局あたりにはイマイチな職員が多いです。日銀マンも嘲笑しています。

 財務省再建のためにも、武藤敏郎日銀総裁になる必要があるのです。

 ということで、「武藤日銀総裁」は95%以上確実でしょう。

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日銀次期総裁、武藤氏が有力に…民主党に容認論強まる(読売新聞) – goo ニュース

 日本銀行の次期総裁に、元財務次官の武藤敏郎副総裁が就任する公算が大きくなった。
参院第1党の民主党内で、政府・与党で有力となっている武藤氏について国会の同意を求められた場合、容認する考えが強まったためだ。


 これにより、3月19日で任期を終える福井俊彦総裁の後任人事は、武藤氏を軸に、政府・与党と民主党が調整を行う見通しとなった。


 民主党幹部は26日午前、記者団に、「武藤氏は選択肢の一つとなっている。それは(政府に対する)メッセージだ」と述べ、武藤氏を容認する考えを明らかにした。


 また、日銀総裁人事に関し、福田首相民主党の小沢代表が会談を行うことについて、「電話でしたらいい。互いに腹合わせをした方がいい」と語り、両党首の協議を経て最終決着させるべきだとの考えを示した。

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