【「逆転の夏」から半年 ガソリン国会のむなしさの中で】
第169通常国会「ガソリン国会」は冒頭から緊迫。
「つなぎ法案」提出の奇策に、民主党は徹底抗戦の構えだ。
きょう1月29日は何の日か?
それは7月29日の「逆転の夏」からちょうど6ヶ月。
しかし、民主党はいまだに自民党を土俵の外に追いやること(衆院解散に追い込むこと)ができないでいる。
それはなぜか?
民主党(DPJ)はマジメすぎるからだ!
【理詰めで政権をとれる=理詰めで夫婦や家庭が安定すると等しい】
理論や理屈で政権をとる。
理論や理屈で民主党政府を運営する。
その考えは「夫婦や家庭の問題も理論や理屈で解決できる」と考えることに全く等しい。
そこに民主党の甘さがある。
国会論戦でも、民主党は押し相撲一辺倒である。
民主党議員は相撲を見て研究したら、どうか。
押して押してどうにもならないとき、ちょっと引けば、閣僚、とくに額賀大臣、冬柴大臣などは簡単にばったりと引き落とせる。
土俵際で攻めきれないときはのど輪で、押し倒せばいい。
質問通告していないことから切り込んで、立ち会いで張り手やねこだましをしたと悦に浸ってはいけない。
53年間与党にいた政党は、張り手やねこだましぐらい想定済みだ。
【「大江康弘」を「民主党のハマコー」にしてしまえ!】
道路族議員の大江康弘(参院全国比例)というキャラクターを得たことは大きい。どうせ自ら議員辞職などしないのだから、除名や離党勧告などせず、泳がせておけばいい。
彼が「新しい波」こと自民党二階派の民主党支部であることは明らかだし、目立てば目立つほど喜ぶ。
2005年の真夏の夜、自民党内で郵政民営化に是か非かで侃々諤々の郵政懇話会が開かれていた。TVカメラが取り囲む自民党本部の会議室に突如あらわれたのはなんと「ハマコー」。
勉強会に乱入したハマコーは、散々怒鳴り散らしたあげく、「ちょっと幹事長室でお茶飲んでくる」とのナゾの言葉を残して去っていきました。
翌日のTVはこのシーンが繰り返し流した。郵政民営化是か非かという政策論争など消えさったまま、解散、総選挙になり、自民党は大勝する。
この大勝があったから、参院で過半数を失った今も自民党は政府を運営できる。
今思えば、あの「ハマコー乱入」こそ小泉劇場だった。
演出者は飯島秘書官でしょう。そして出演料は「官房機密費」(領収書が不要と法律で決まっている現金。首相官邸の官房長官室の金庫に入っている=年間70億円ほどと言われる)から出ていたと考えます。
【政権交代へ機は熟したどころか、煮詰まりつつある】
政権交代への機は熟しているどころか、議論は煮詰まってしまっています。
松本剛明さんが「消えた年金記録問題で1年前と同じ議論をしているのが空しい」と言ったのが2008年1月28日。
そして1月29日夜から国会は空転へ。
「逆転の夏」から半年。
「逆転の夏」から6ヶ月間。
「逆転の夏」から184日間。
「逆転の夏」から4400時間。
もう待てない。
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