
【国会傍聴記2008-3-11 参院議運委 政府同意人事(日銀総裁)】
政府が提示した日本銀行(BOJ)の総裁候補の所信聴取。
このなかで、副総裁候補の伊藤隆敏東大大学院教授は、執行部入りすれば、「インフレ目標政策(インフレターゲティング)」を取り入れたいとの考えを表明したのに注目しました。
インフレターゲティングは伊藤さんのかねてからの持論です。
「伊藤にとってのインフレ・ターゲティングは、学問的な研究テーマであるとともに、実践的な政策論でもある」
これは2年前に著した『インフレ目標と金融政策』(東洋経済)
のはしがきの4ページにも書いています。
小渕内閣時代の1999年秋、日銀にインフレターゲティングを政策提言したコラムを英紙FTに送り、話題を呼んだとみずから述べています。
きょうの所信聴取では、各国のインフレターゲティングの取り入れ状況を説明して、なみなみならぬ意欲を示しました。
一方、「この政策はインフレを引き起こそう、というものではなく、例えば5%というようなインフレ目標値は想定していない」と断りを入れましたが、具体的な数値をあげて、自信を感じました。
インフレターゲティングを取り入れると、「国債残高が膨らむので、財務省は否定的だ」と以前から観測されており、元財務事務次官の武藤総裁候補との組み合わせに興味があるところです。
政府提示の日銀正副総裁人事は、あすの参院本会議で採決される見通し。
民主党(DPJ)の判断に注目ですですが、武藤総裁の不同意は確実な情勢になりつつあります。
現執行部の任期切れまであと8日間です。
民主党、政府・自民党は高度な政治判断を求められそうです。
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(初投稿日時 2008-3-11 13:00)
政府が日銀正副総裁候補として提示した、武藤敏郎副総裁、白川方明・元日銀理事、伊藤隆敏・東大教授の所信聴取が参院議運委で行われます。
午後2時から、インターネット中継があります。
午前中の衆院議運委は中継がなかったのですが、さすがは良識の府・参議院。
ライブに間に合わなくても、「ライブラリ」の方でもおそらく見られると思います。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/today/index.php![]()
(写真はフィナンシャル・タイムズ電子版に載った武藤副総裁)!







