参院民主党は電波法修正でTV局に圧力を


 まじめすぎるよ、民主党(DPJ)。
 電波法改正案(169国会内閣提出29号法案)。

 これについて、きょう各紙で報道されています。

総務省よお前もか 特定財源で映画鑑賞、野球観戦…(朝日新聞) – goo ニュース

 朝日(電子版)は「総務省よお前もか」と見出しを付けてくれています。
 これは放送局・携帯電話・ハム無線局などから総務省に納められる「電波使用料」を、総務省が不適正な支出をしていたという話。

 民主党、まじめすぎ。
 つまり、
 国交省が社会資本整備特別会計(道路特会、治水特会、空港整備特会など)
 厚労省が厚生年金特会、国民年金特会など
 の歳出で私的に流用している実態をふまえ、

 総務省も、特会でないとはいえ、電波使用料“財源”の支出が不適切という指摘。

 私は電波法改正案には大変興味を持っていたのですが、衆院ではあっという間に付帯決議付きで可決され、4月17日、参院に送られました。

 私は電波法改正案の問題点は「歳入」(手数料収入)にあると思います。

 というのは、電波法改正案では、2011年の地上波デジタル導入とともに、TV局の電波使用料を引き上げると読みとれる条文があります。

 私はTV局の電波使用料の“激安”ぶりに問題点を感じています。

 きょうのこの記事はTBSラジオ「アクセス」で注目度ランキング2位になっています。
 それで、あわててエントリ化した次第ですので、ちょっとリサーチ不足ですので、きょうの時点では暫定記事ということで勘弁してください。

 なんと電波使用料というのは、TV局開業以来、ほとんど値上げがなく、いまだに民放最大手の「フジテレビジョン(フジテレビ)」でも、年間5万円ほどしか総務省に納めていないようなんです。

 フジの2007年3月期の決算は連結で売上高5826億円、最終利益は248億円です。
 国民共有の財産であるTV電波(超長波)を使っていて、電波使用料が5万円って(^^;)

 私は「電波法改正案」を入手して読み込んでいますが、この中に、民放の売上高や視聴率を勘案して、電波使用料を設定するという概念はありません。

 また、TV局は各県個別の会社ですから、私のアイディアである「売上高・視聴率に連動した受信料」を導入すると、地方局は軒並み経営難になりそうです。

 あるいは放送法と同時に審議して、放送免許を数年ごとの入札制にするという手もあります。

 そうすれば、電波使用料という形で、国庫に久しぶりの大幅歳入増となります。

 どうですか? 責任まじめ政党、民主党参院総務委員のみなさま。

 終盤国会で、2011年の地デジを前に、電波法の修正案を提出し、地上TV局の電波使用料を大幅に上げるというのは?

 衆院ではあっという間に審議が終わってしまったのですが、参議院にはたっぷり時間があります。

 169国会は6月15日に閉幕します。おそらく延長はないでしょう。

 ちなみにこの法案が参院に送付されたのは4月17日!!

 衆院自民党お得意の「憲法59条2項の60日規定」による「見なし否決→再議決」が使えないのです!

 あと3週間ですから、電波法改正案を継続審議にする手もあります。

 そうすると、8月8日から北京五輪がありますが、家電も含め、「五輪商戦」にこけると、各局は創業以来、もっとも厳しい経営状態に陥ります。

 なぜ、TV局に圧力をかけるべきか?
 それは放送法で「不偏不党」が地上波TV局に義務づけられているのに「政府・自民党発の情報」にTVニュースがあまりに偏っているからです。

 例えばあさって(木曜日)のNHKニュースなどでは「自民党派閥総会で発言が相次ぎました」というニュースが流れるでしょう。このニュースに対して「民主党の部門会議で発言が相次ぎました」というニュースが流れるでしょうか?

 ですから、電波法改正案を修正するか、継続審議にすることで、秋の臨時国会まで、TV局に圧力をかけたらいいと思います。

 理論や理屈で政権はとれません
 民主党はまじめすぎます。国交省厚労省に比較して、総務省は「そこまでは腐っていない」。

 ここで電波法改正に関して、秋の臨時国会まで、民主党が主導権を握り続ければ、TV局は民主党議員の露出度を増やすでしょう。

 別にまじめな討論番組だけでなくていいんですよ。

 「センセイのお宅訪問!」だとか、「クイズ合戦に民主党議員が大量参戦」という番組を放送してもらい、顔を売りましょう。

 民主党は現時点で政策は自民党に勝っています。
 後は党全体への親しみアップ。もちろん衆院支部長は地元周りが最優先ですが、TV出演は“高射砲による援護射撃”になります。

 民主党は清廉潔白な政党です。でもこのくらいの駆け引きはやらないと。若干の清濁は併せ呑まないといけません。
 「青年の主張」だけで政権は運営できない。私の意見に少し複雑な意見をお持ちの方もいると思いますが。自民党BPOとか使ってもっとえぐいことをしています。
 もちろん、程度問題です。民主党はお行儀よくしなければいけません。
 
 民主党のすべての目的は第45回総選挙で政権交代を成し遂げることです。

 衆議院であっさり通過してしまったので、勉強をさぼっていたのですが、この朝日記事をみると、参院民主党総務委員は、電波法改正案を徹底的に議論してくれるようです。

 もう少し、調べてみますが、とりあえず私の提案はいかがでしょうか?

 最後に私が考える、民主党特番の企画書です。

衆参対抗歌合戦  (衆参の議員数がほとんど同じくらいなのは今だけ)。      
秘書会大運動会  (薄給激務で奮闘する秘書さんに故郷の錦を!)        
議員さんのお宅訪問(鳩山邸から新人宿舎まで リポーターはビビる大木)   
全国の民主党探訪 阿藤海さんの旅紀行。もちろん元職・新人の総支部も)  
ラソン演説持久戦 (24時間TV生中継。松原仁さんら挑戦。実況は福澤アナ)  


 どうですか? 私は本気です。

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当ブログ内参考エントリ)4月17日付
【マスコミ・タブー書きます!】「TV局の電波利用料値上げ」電波法改正案衆院通過→参院へ


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↓終盤国会で民主党が成立させる法案、否決する法案については
こちらを参考にしてください(民主党HPに飛びます)



[写真は東京・港区の民放最大手フジテレビジョン本社]

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