
どんな人生を送ろうと、最期は笑って終わりたい。
第37代アメリカ大統領、リチャード・ニクソン(Richard Nixon)。
”Nixon tumb up”と呼ばれるこの写真は、ニクソンのほとんど最期の写真であると同時に、権力欲が消えた、あか抜けた、いい顔してます。
33歳で上院議員になった野心家の彼は、毎回のように大統領予備選に出馬し、ついに大統領になりました。
[野心家のニクソン]
しかし、ワシントンポスト紙のスクープ報道から火がついた「ウォーターゲート事件」による国民の政治不信の怒りが抑えきれず、任期途中で辞任。
アメリカ合衆国史上、任期途中で辞任した大統領はニクソンただ一人。いわば「最低の大統領」です。
それからおよそ15年間、ニクソンが表舞台に立つことはなく、忘れられた存在となりましたが、湾岸戦争の少し前から、「政治コラムニスト」としてようやく復権しました。
それから数年後、ニクソンは亡くなりました。
冒頭の写真はそのちょっと前に撮影されました。
リチャード・ニクソン、享年81歳。
「終わりよければすべてよし」。
どんな人生を送った人間でも、最期はいい顔をして、サヨナラしたいものです。
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