菅総理「元気な日本を復活させるのが私の役目」


[写真]第22回参院選での菅直人さん(民主党ホームページ)

 総理大臣で民主党代表の菅直人さんが6日、第176臨時国会の閉会を節目にして記者会見しました。

 年明けに向けた政権安定については、きょうの社民党福島瑞穂党首との会談を踏まえて、両党政調の話し合いを踏まえて、第45回衆院選での選挙協力と政策協定の枠組みである、民主党国民新党社民党衆議院での3分の2以上の再可決による安定に取り組む考えを示しました。菅総理は記者会見中で「公明党」という言葉を使わず、統一地方選を踏まえて、補正予算に反対した公明党に距離をおきました。

 また、民主党自民党のいわゆる「大連立」に関しては、含みを残しながらも、否定しました。自民党との大連立を拒否すれば、二大政党デモクラシーを日本に確立した宰相として、「菅直人」の名前は100年先の教科書にも載るでしょう。

 「(第22回)参院選で公約した消費税はどうしたんだい?」との朝日新聞記者との質問に対して、「社会保障と税(消費税)に関する与野党の協議機関をつくるのが望ましい」として、この問題で方向性が一致する野党・自民党と、第45回衆院選で政策協定を結んで協力した与党・民主党国民新党社民党の3党などが入る政党間協議機関をつくることを明言しました。消費税上げが必要だ、という考え方は第22回参院選当時と変わらないと強調しました。菅さんは第176臨時国会では、このことに関してとくだんの発言はしていませんでした。

 第176臨時国会中は、本会議代表質問や予算委集中審議など、総理出席のTV入り質疑と、国際会議が重なり、オープンスカイや、ビザの発給など政権の実績を十分にアピールできなかったと反省。

 記者会見には、フリーランス江川紹子さんが「検察行政のあり方と法相の補充人事について」、ビデオジャーナリストの神保哲生さんが「民主党政権の情報公開と記者会見のあり方」について質問し、神保さんに対して総理は「神保さんも、いい案があったら教えてください」とお知恵拝借をのぞみました。ロイター通信記者など内閣記者会(永田クラブ)以外の記者も多く質問しました。

 顔色も声色も元気そのもので、国会閉会による緊張感からの解放を感じさせました。あれだけ精神力と体力の強い総理でも、ねじれ国会と初めての(補正)予算審議は、タイヘンなプレッシャーだったんだな、と驚きました。菅総理は、予算編成、税制改正と、年明けの第177通常国会に自信をのぞかせ、第46回衆院選までの続投を強調するために、「元気な日本を復活させるのが私の役目だ」と元気に会見を締めくくりました。

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