陛下、「2012年1月24日召集」の第180通常国会の召集の詔書を発布

  • 2012-1-15
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[写真]新年一般参賀(この日3回目)にのぞまれる両陛下、2012年1月2日、皇居宮殿、宮内庁ホームページから。

 天皇陛下は13日、詔書を発せられました。「日本国憲法第七条及び第五十二条並びに国会法第一条及び第二条によって、平成二十四年一月二十四日に、国会の常会を東京に召集する。」1月13日の閣議で決定し、13日付官報に載りました。詔書には内閣総理大臣野田佳彦さんが副署しました。

 ところで、独立行政法人国立印刷局は、定期的な停電による設備のメンテナンスとして、金曜日から日曜日昼まで、「インターネット官報」の提供をとめていました。事前のメンテナンス日程とはいえ、国会法第1条は通常国会は召集の10日前までに召集詔書を官報に載せなければいけないとしているのですから、この時期だということは分かるはず。あまりにも、トータルデザインに欠いた組織運営と言わざるを得ず、これなら、以前のように財務省印刷局に戻した方がいいように感じます。

 とはいえ、国会法の規定などから、この日の閣議通常国会召集の詔書を決定しなければいけないのは確実でしたから、この日に内閣改造もあわせた野田さんの政治センスは優れていると感じます。この日曜日からは民主党の2012年定期党大会(北澤俊美実行委員長)の全国幹事長会議、全国政調会長会議がおこなれ、あす1月16日には党大会で、規約と代表選挙規程を改正します。しっかりと準備を整えて、さあいよいよ通常国会の幕開けです。

 第180通常国会は、2012年1月24日(火)召集で、会期は150日間なので、6月21日(木)が会期末になります。この150日間には、統一地方選などの大型選挙は予定されていません。おしりに参院通常選挙もありません。また、4月22日(日)の衆議院参議院の統一補欠選挙も現在は欠員がいませんので、このまま3月15日(木)までに選挙区選出議員の死亡や、首長選転出や不祥事による辞職がなければ、行われない見通しです。ですから、じっくり、たっぷり、ローメーカー、法律工場としての仕事に専念できます。それが再選への近道であることは言うまでもありません。あるいは与党内野党(小沢グループ)は地方選も代表選も参院選も何もないので、この国会中に党内主導権を取り戻すチャンスはありません。

 衆議院規則1条は「議員は、召集詔書に指定された期日の午前十時に、衆議院に集会しなければならない。」としています。参議院規則1条もほぼ同内容です。このため、衆議院インターネット審議中継では、24日の本会議は「10時に開議」と表示されますが、実際には定刻通り午後1時に始まるケースが多いです。参議院は規則通り、午前10時から本会議を開き、内閣改造などによる、委員長人事など「院の構成」からスタートし、休憩。衆院本会議で、野田佳彦首相と安住淳財務大臣が「今年度第4次補正予算案」提出に関する演説をした後、参本でも同内容の演説をすることになります。

 この日の官報では内閣改造の人事も載っています。こういうのを見たいのに、2日間も官報が見られない状態とは、一事が万事、たるんでいるという気がします。景気対策のためには、まずは「国のしくみを直していく」ことが肝要だと感じます。

 

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