
「公明新聞」は2012年12月20日付1面トップで「北九州市議選大勝利を 告示まで1ヶ月、情勢緊迫」として候補予定者の顔写真入りで報じました。第46回衆院選での党勢拡大・政権復帰確定から4日後にあたりますが、新進党分党・公明党(New Komeito)再結党後では最多となる新人10人(参院経験者1人含む)の顔写真は2面に掲載しました。つくづく、公明新聞というのは人間の本質を捉えた新聞だと感じます。
一方、民主党も負けておらず、民主党福岡県連は同日朝、北九州市議選の対策会議を開催。福岡9区の緒方林太郎総支部長(衆院当選1回、勤続3年)、福岡10区の城井崇総支部長(衆院当選2回、勤続5年)が出席しました。2000年国政調査にもとづく第46回衆院選では福岡9区は北九州市の八幡東区、八幡西区、戸畑区、若松区、福岡10区は小倉北区、小倉南区、門司区で線引きされていました。
緒方総支部長は当ブログの電話取材にこたえて「北九州市議選(1月18日金告示、27日投票)は総選挙後、全国的にも大規模というか中規模な選挙になる。ここで現職を落とすわけにはいかない。仮に落とすようなことがあると、『(民主党の)退色、旗幟鮮明』と(全国新聞に)書かれてしまうので、絶対に落とすわけにはいかない」と語り、現職の全員当選をめざす構えをみせました。
公明新聞によると、戸畑区では公明現職が「意図的な安泰説を流され、支持層が浸食されている。このままでは危険な状況で、爆発的な拡大が急がれる」としました。八幡西区は「他陣営との強烈なせめぎ合いの中で共倒れする危険性があり、徹した拡大が急務だ」、その他の選挙区も「いずれも情勢が緊迫。防戦一方の戦いから、反転攻勢の拡大戦が不可欠」としました。
公明党は第46回衆院選で10議席増やして31議席に躍進。1人引退(坂口力さん)したものの、元職の太田昭宏前代表が国政復帰し、さらに新人10人が当選しました。ところが、開票結果を見ると、前回より都市部などの県で1割近く比例票の絶対数を減らしています。しかし、ほとんどのブロックで、1%以内の数字ですが、ほんのわずかに得票率が上昇しています。つくづく、小選挙区比例代表並立制とは、相対的な評価だと感じます。このため、投票率の低下や、第3極の票割れなどで、絶対的な支持者が減りながらも結束している公明党が相対的な評価の中では議席占有率を1・5倍にしたと、現時点の仮置きの分析としては感じます。








