◎BSフジ、岡田克也案に「公明・維新」同調の流れ 「小選挙区」「比例代表」それぞれ定数削減へ

  • 2013-3-26
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 衆議院選挙制度改革の「民維み」3党の実務者である、民主党最高顧問の岡田克也さん、日本維新の会園田博之さん、みんなの党中西健治さんの3実務者は、2013年3月26日(火)、国会内で生活の党、日本共産党の幹事長級と別々にあい、比例A名簿、B名簿など、公明党に過度に配慮するあまり憲法違反の可能性が高い自民党案を認めないことで足並みをそろえました。

 この後、岡田最高顧問は、民主党本部で政治改革推進本部を開き、「小選挙区270、比例代表130」などといった格好で定数80削減する案を提案し、一任を得ました。

 この後、午後8時からBSフジの「BSフジプライムニュース」に出演。

 自民党細田博之さん公明党北側一雄さん民主党岡田克也さん日本維新の会園田博之さんの4実務者の初対決となりました。

 
[画像]2013年3月26日放送のBSフジ「プライムニュース」から、左から園田博之さん(日本維新の会)、岡田克也さん(民主党)、細田博之さん(自民党)、北側一雄さん(公明党)。

 北側さんは「3党合意は非常に重い」として自公民の枠組みを強調した上で、「実はこのメンバーは平成6年の選挙制度改革でもかかわっていたのですが、小選挙区と比例が3対2というのが肝の部分なんです」と強調。「当初3対2でだったのが、比例だけ20削減してしまった」と語りました。

 岡田さんは「民主党マニフェストの定数80削減」について、もともと定数500(小選挙区300比例200)の2割を削減しようというマニフェストで、そのうち2000年に、比例だけ20削減(小選挙区300比例180)されたのは、「比例だけ先行して実施された」ので、「80削減」だという認識を示しました。これで行くと、単純には「小選挙区240、比例代表160」ということになります。ですから、これに先立つ党内での提案を含めると、現在の岡田案は「小選挙区240~270、比例代表130~160、合計400ということになります。

 この中で、前回最高裁判決の「1人別枠方式(基数配分)」の違憲に加えて、今回の複数の高裁判決での「0増5減も違憲」との判決をふまえて、岡田さんは「0増5減法(あさって勧告の新区割りを反映した改正公職選挙法)を緊急避難的に成立させることの賛否は決めていないが、司法の判断を無視した国会でいいのか。最高裁の判決を素直に反映するのなら人口比例です」と語り、国会が決めた小選挙区(および比例区)の定数の中で、単純に人口で都道府県別の定数(選挙区数)を決めるべきだと語りました。

 園田さんは「0増5減法をやると、それだけで(国会審議が)終わってしまうからダメなんです」とし、「(0増5減より先に)定数削減を先にやるほうがよい(定数削減を法制化して区割り審に人口比例で新区割りをつくってもらう)」とまとめると、北側さんも「(大政党でも小政党でも)定数削減に反対する党はないですよ」と応じました。

 岡田さんは視聴者からの「人口比例だと地方部の声が届かなくなるのではないか」との質問に「その指摘は重要ですが、最高裁が(基数配分・1人別枠方式を)ダメだと言っているので国会は従わなければならないと思います」と原理主義。また、北側さんとのやりとりの中で、歳費の2割削減について岡田さんは「選挙制度改革をすれば、外れるのではないか」として、公職選挙法改正後の歳費2割削減の解除(歳費アップ)を示唆しました。

 番組の最後に、岡田さんが、「細田さんなぜ鳥取が1ではダメなんですか?」と質問すると、細田さんは「鳥取の定数が2でも、(一部を除けば)ほとんど2倍以内に収められる」と苦しい答えを迫られました。さすがに「「石破幹事長が鳥取全県区になってしまうから」との本音は胸にしまって言わずじまい。

 岡田さんは、落としどころを早く言うとの指摘があります。それはそうかもしれませんが、きょうの岡田提案で、おおむね、自公民、民維み、あるいは野党全党も話が進んでいくでしょう。

 岡田さんは最後に2回続いた極端な衆院選結果についてこう分析しました。

 「小選挙区制ということもあるかもしれないが、動かない政治への国民の不満が大きいと思います」。

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