
[写真]修行僧。フリー写真素材から。
平成26(2014)年度本予算(案)はすでに1月30日(木)に衆参両院の予算委員会で趣旨説明がありましたが、きょうから衆院予算委で基本的質疑がスタート。国会の一番凛として充実した1カ月間が始まります。
民主党の岡田克也予算委員はブログで、「2月いっぱいは「修行僧」のような生活になる」と宣言しました。
自民党の切り込み隊長は、高市早苗さん。政調会長が切り込み隊長になるのは与党期・自民党の典型的なパターン。その後、元厚生労働副大臣の鴨下一郎さん、元農林水産副大臣の宮越光寛さんが続きます。
公明党の切り込み隊長は国政復帰した上田勇さんで、党女性委員長で厚労委員の古屋範子さんが続きます。
民主党は午後2時ごろから登場の見通し。
海江田万里代表が切り込み隊長となり、大島敦・政調会長代行(政調会長は参院議員)が続きます。
平成26年度本予算審議が、現時点では、消費税増税による史上初の50兆50億円の歳入を何に使うか、という「歳出国会」になると予想されます。とくに2年前の「社会保障と税の一体改革3党合意」の順守の確認になりますが、法的拘束力がないなかで、どこまで与党を追い詰めるか「力技」が必要になります。
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岡田克也さんの質問通告
http://www.katsuya.net/yosan140207.html
衆議院予算委員会質問
日時: 2014年2月10日(月)15:40~16:20
【質問要旨】
2) 集団安全保障と憲法9条
2) 小選挙区における定数削減
平成26年度予算書は次のページでみることができます。
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ところで、きょうの朝日新聞経済面に興味深い記事がありました。イオン名誉会長・岡田卓也さんのインタビューで、オイルショックのときに、トイレットペーパーの値段をジャスコが吊り上げているのではないか、として国会に呼ばれ突き上げられたときに、「先生はスーッときて、パーッと消えるような店のことを言っているんじゃないですか」と反論したそうです。これは「スーパー」を揶揄する言葉を使った反論したようです。その後、カップ麺をめぐって日清食品が@100円から130円に値上げする」と一方的に通知したので取引を停止したそうです。そこで、ジャスコのカップ麺「Jカップ」を85円で売り出したそうです。これがイオンのプライベートブランド第1号になるわけです。その後、三菱商事が仲裁に入り、2年後に日清の安藤百福社長と和解したそうです。
岡田卓也さんと安藤百福さんは次男同士が高校の同級生という関係にあります。
2007年12月、JTフーズが中国・天洋食品から輸入した冷凍ギョーザから猛毒メタミドホスが発見。このとき、イチバン激高した記者会見を開いたのは、天才安藤百福さんの次男、安藤宏基・日清食品社長。何に激怒したのかというと、猛毒が発見されているのに、「まず回収してそれから何があったか調べようとしなかったJTフーズはDNAが違う」として合併合意を破棄しました。それから2年後、外務大臣になった岡田克也さんは、中国外相に対して、「ギョーザは日本では子供の弁当のおかずだ」と禅問答のような理論で、ちゃんと捜査するよう要求。中国公安当局は2010年3月、呂月庭容疑者を逮捕。3週間前、2014年1月20日(月)、呂月庭被告は、無期懲役の実刑判決を受けました。
偉大過ぎる父を持っているという面では、安藤宏基社長の方がたいへんだと思います。アフリカなど飢餓を、インスタントラーメン、とくにチキンラーメンは水で戻しても食べられますから、安藤百福さんは史上最も世界的に偉大な日本人だと思います。
麻生太郎財務大臣は首相就任・リーマンショック直後の2010年10月28日、テレビ入り国会中継で、カップラーメン(日清カップヌードル)の値段を「 最近買ったことがないんでよく知りませんけれども、昔最初に出たのが、最初に出たときは、日清が出したときに、たしかえらい安く出たなというのがあるんですが、あのとき何十円かで、今四百円ぐらいします。」との大失言をしてしまい、政権を失いました。この答弁を引き出した牧山弘恵(牧山ひろえ)参院議員は、昨夏の厳しい選挙でもしっかり再選しました。
このくらいの力技が必要です。とはいえ、選挙はまだ先だし、予算には、優越規定があります。民主党大会で、「きょうの天気は変えられないが、あすの政治は変えられる」という印象的な言葉がありました。しかし、私は、いつになっても、その日の天気は変えられない、という謙虚さが民主党に必要だと考えます。
ところで、都知事選の報道が盛り上がらなかったというような論調があるようです。しかし私は当然だと考えます。都知事選は民選になって以来、統一地方選前半戦で行われてきました。これが前回から統一外地方選になりましたが、これは衆院選とダブルでした。今回統一外、衆院選別日になりました。これまでも都知事選は統一地方選前半戦の目玉として報道されてきましたが、都知事選に限定した報道量は今回よりもむしろ少なかったと思います。そもそも、日本語人口のうち、都民は1割に過ぎないので、インターネットでの関心は国政選の1割。さらに、東京都は県域放送が以前で言うUHF局の東京MXテレビしかなく、県紙は一つもありません(東京新聞はブロック紙)。
テレビというものは落ちていく人の生きざまを映しますが、都知事選に先立つ、猪瀬直樹知事の記者会見・議会でのうろたえぶりは、古賀潤一郎元民主党衆院議員の学歴詐称事件以来。そして地上波デジタル放送が始まってからは最大の人生劇場になりました。このため、Twitterとの親和性が高く、都民以外の日本人が「じぇじぇじぇ」になったので、錯覚が生じたと考えられます。都知事選なんてものはこのていどのものです。
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