参予算委は大塚道場「予算・安井」「経済・金子」「労働・石橋」「外交・大野」の野党初経験組が連投

  • 2014-3-6
  • 参予算委は大塚道場「予算・安井」「経済・金子」「労働・石橋」「外交・大野」の野党初経験組が連投 はコメントを受け付けていません

【2014年3月6日(木) 参・予算委「平成26年度予算(案)審査」】

 今週から始まった参・予算委の平成26年度予算(案)審査。ことしはすでに年度内成立が確定しており、例年通り「消化試合」という、マスコミ、国民、官僚の受け止め方を感じますが、ところがどっこい、第186通常国会の「歳出改革」「アベノミクス」「雇用」「集団的自衛権」という4本柱をしっかりと削り出しています。

 大塚耕平さんが野党側筆頭理事がプロデューサーに徹している感じです。

 5日(水)と6日(木)の一般質疑では、3人の民主党議員が2連投しました。

 大野元裕さん(2010年当選、埼玉県)石橋通宏さん(2010年当選、全国比例)金子洋一さん(2009年補選・2010年当選、神奈川県)の3人です。

金子洋一さんに対して、5日、安倍晋三首相が「野党時代の自民党は、エコノミストとしての金子委員にご指導いただき、だいたいその方向でやっている」と語りました。

6日の審議の中で、アベノミクスのおもに1本目の矢の(良いか悪いかは別として)効果である円安について、財務省外国為替証券が円換算で94・4兆円から114・2兆円に、日本銀行では、4・5兆円から5・8兆円に膨れていることを議事録に残しました。

 大野元裕さんは5日、ロシアのクリミア半島実効支配について「初動が肝心だ」と5日提案しましたが、首相・外相が「注視する」との答弁に終始。その後、ソチパラリンピック開会式に文部科学副大臣の出席を決めたことについて、6日再び問うと、岸田外相は「オーストリア、オランダ、ドイツも出席する」と答弁。大野さんは現在野党なので「誤ったメッセージにならないようにしてほしい」と釘を刺しました。

 世襲議員が多い日本の国会ですが、労働運動家としての二世というのは、石橋さんは珍しいでしょう。労働法制について、田村厚労相に迫りました。5日は、雇用保険が一般会計で8%減っていると指摘。6日も労働局予算の削減を問いただしたほか、労働者派遣法改正案(現時点では未提出)について、「女性の正規雇用への道をとざす法案だ」と指摘。田村厚労相は「派遣労働は一時的で、正社員化が基本だ」と答弁。石橋さんが「だったら、法案に一時的、臨時的に、と書き込んだらどうか」と語りました。田村厚労相は「労使ともに共通認識だ(から法案に書き込まなくてもいい)」と言うと、石橋さんは「共通認識なら法案に書き込めばいい」。田村厚労相は「今回の改正は派遣に固定するわけではなくキャリアアップが目的です」と答弁しました。しかし、この改正法案はまったく別の物です。この点は、国会提出後にこのブログでご説明してきます。

 これに先立つ補正予算の審議で、復興特別法人税の1年前倒し廃止の穴埋めとして、補正の一般会計から特別会計に0・8兆円を入れたことを「実質個人増税だ」と指摘した、安井美沙子さん(2010年当選、愛知県)。本予算審査にはまだ登場していません。ただ、安井さんは、衆院の採決前に、平成26年度本予算案の「野党共同組み合え動議または修正案実務者協議」に参加しました。同協議への、非官僚出身議員、民主党参院議員、民主党女性議員の参加は安井さんが初めて。参院でも最後に、櫻井充政調会長参院議員)の主導で、修正案を出すとみられます。

 「予算の安井」、「経済の金子」、「労働の石橋」、「外交の大野」。

この4人は、すべてあの暑い夏の総選挙、2009年夏の熱狂の政権交代の後に、民主党国会議員になりました。安倍首相は「民主党政権だってできなかったじゃないですか」と逆切れ答弁できません。

中央公聴会が3月13日(木)開催で正常採決・全会一致で設定されました。残り2週間となりそうですが、4人以外にも、民主党の次代を担うスターがあらわれるでしょう。

最後に申し添えると、新党改革無所属の会平野達男前復興大臣(岩手選挙区)も、2連投で、東北復興、原発問題について質問しました。

関連記事

コメントは利用できません。

アーカイブ

運営会社
宮﨑機械株式会社
©2008~

ページ上部へ戻る