信じられない・・・民主党の農業者戸別所得補償法案が否決され、廃案へ 米の直接支払いの法制化遠のく

【2014年4月23日(水)衆議院農林水産委員会】

 民主党提出の農業者戸別所得補償法案(185衆法26号)が民主党、生活の党の賛成少数で否決されました。

 「ふるさと維持支払3法案」(186衆法6~8号)もすべて賛成少数で否決されました。

 この4法案は、本会議に報告され、採決。そこでも否決されますから、今国会では廃案になり、参院で審議はできません。

 一方、水田のまわりの農道・ため池の整備への支払いを法制化する、政府・自民党提出の「農業の担い手に対する経営安定のための交付金の交付に関する法律の改正案」と「農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律案」(186閣法49・50号)は、自民党理事から修正案が提出され、自民党、日本維新の会などの賛成多数で可決しました。 

 民主党は「修正案に賛成し、政府原案に反対する」という珍しい立場を取りました。要するに「反対」です。

 これにより、米(コメ)の主食用米への直接支払の法制化は、第46期衆議院(2012年12月から2016年12月まで)ではきわめて難しい情勢となりました。

 民主党としては、政争の具にしないで、恒久法制化してしまうということは本気だったと思います。「コメは恒常的なコスト割れ作物である」という大胆かつ正直なキーワードを打ち出しました。

 しかし、またしても、法制化に失敗。民主党が言っていることは正しいと信じます。自民党農政族のテクニックの岩盤の前に、打ち砕かれました。

 委員会では、鷲尾英一郎さんがうなだれ、大串博志さんが気丈にも、附帯決議案を朗読する姿を見せました。

 しばらく時間が経ったら、第47回衆議院議員総選挙の民主党マニフェストに入れるべく再度立ち上がるしかないんだと考えます。

 マックス・ウェーバーの『職業としての政治』(岩波文庫、脇圭平翻訳、105ページ)。

 「政治とは、情熱と判断力の2つを駆使しながら、堅い板に力をこめてじわっじわっと穴をくり貫いていく作業である」「自分が世間に対して捧げようとするものに比べて、現実の世の中が――自分の立場からみて――どんなに愚かであり卑俗であっても、断じて挫けない人間」「そういう人間だけが政治への天職(ベルーフ)を持つ」

[お知らせ1 はじめ]

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[おわり]

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