海江田万里代表が突然緊急会見を開き、生活、社民、統一会派打診の日経報道「捏造だ」と激怒【追記有】

  • 2014-8-14
  • 海江田万里代表が突然緊急会見を開き、生活、社民、統一会派打診の日経報道「捏造だ」と激怒【追記有】 はコメントを受け付けていません

 民主党代表の海江田万里代表はきょう2014年8月14日(木)午後4時から突如緊急記者会見(ぶら下がりインタビュー)を開きました。2時間ほど前に民主党本部から通知されました。

 海江田さんは、きょう2014年8月14日(木)付日経新聞日本経済新聞)4面トップの「民主、統一会派を打診へ 生活・社民と共闘 党内保守系の反発必至」との3段見出しで、合計9段の記事のコピーを見ながら、「捏造だ」と語りました。「仏の顔も三度まで。日経新聞では捏造報道が続いている」と語り、「撤回、訂正、謝罪を口頭で要求した」。

 ただ、海江田さんが捏造だと主張する部分で説得力があったのは、 「海江田氏は(きのう)13日、都内で松原仁国会対策委員長に会い」の部分で、「私はきのう(13日)松原さんと会ってない」と主張した部分。

 記事中の、「民主党内の保守系議員の反発を招くのは必至」「生活の小沢一郎代表への反発も根強い」というのは、観測であり、そんなに怒ることではないでしょう。おやおや、海江田さんどうしましたか、という印象です。

 私は元日経新聞政治部記者ですので、これは喧嘩両成敗。裁定案として、日経新聞は「私の履歴書」の代わりに「万里の履歴書」を連載したり、社説で「民主党はどうすべきか」を10回シリーズで連載し、その反響を全面記事で特集したりして、より、正確性のある報道をしたらどうでしょうか(この段落は冗談)。

 いずれにせよ、小沢一郎氏率いる生活の党への統一会派打診という報道に関して、新聞配達からの8時間ほどの間に、かなり海江田代表のもとに反響があったということでしょう。いうまでもなく、新進党を解党し、民主党から(分党でなく)分派した(除籍された)小沢一郎氏率いる生活の党との統一会派結成は、海江田執行部のみならず民主党の滅亡につながりますので、海江田代表は小沢代表と違ってしっかりと諌めてくれる人がいるということでしょう。海江田さんは裸の王様ではないことが証明されました。

 なお、このぶら下がりで筆者(宮崎信行)は「民主党規約では統一会派の結成には両院議員総会での了承が必要なので、1か所でも現職の選挙区が重複がある政党とは、(1人以上の議員が反対するので)統一会派を結成するのは困難ではないか」と質問したところ、海江田さんは「党内のコンセンサスをつくるのは言わずもがな、だ」と語り、党内の全国会議員の同意がなければ、特定の政党との統一会派の結成はできないとの考えを示唆しました。このため、選挙協力を呼び水にして統一会派をつくるにしても、院内共闘にとどまり、統一会派所属議員全員を選挙協力の対象にするわけではない、との方向性を示したことになります。

 このやりとりに関する海江田さんの回答は、同日(2014年8月14日)夜のNHKニュース7の午後7時25分ごろから、アナウンサーが原稿を読む格好で報道されました。

 1度裏切るものは2度裏切る。新進党を解党し、民主党を離党した小沢一郎グループがぬくぬくと、年7億円の政党交付金を懐に入れているのは、日本人の心の弱さの裏返し。日本国民の総力を結集して、小沢一郎氏の息の根を止めて、小沢グループを根絶やしにせねばなりません。

 その一方で、海江田さんも人間らしくて、イイネ!

【追記 2014年8月17日(日)午前6時10分】

 海江田さんの激怒のしかたがあまりも不自然だったので、改めて、私の取材ノートを読み返してみたところ、たしかに、7月31日(木)の民主党両院議員懇談会(冒頭公開部分)と、その後の党幹部によるブリーフィング、記者会見(ニコニコ生放送)を通じて、海江田さんは、生活の党、社民党との統一会派に言及していませんでした。海江田さんの言う通りです。海江田さんの表現は、「統一会派は具体的な相手は、スタートのところでは、共産党は独自路線だから別として、自民党と対峙することを明確にしている政党とできるだけウィングを広げる」と語っていました。

 この発言からすると、海江田さんが念頭に置いているのは、細川護熙日本新党の兄弟弟子である松野頼久さんが国会議員団代表をつとめる「日本維新の会・結いの党」(衆議院41名参議院11名)と考えられます。

【追記おわり】

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