
[写真]国民による総選挙敗北を抱きしめて、第95代内閣総理大臣と民主党代表の同時辞任を発表する野田佳彦さん、2012年12月16日(日)、第46回衆院選民主党開票センター、ザ・プリンスホテルタワー東京、筆者(宮崎信行)撮影。
衆議院議員選挙敗北後に、民主党代表(総理大臣の場合も含む)が辞任した後の、新代表(ネクスト首相)を選ぶ選挙で、党員・サポーターが投票できるようになります。
海江田万里代表、直嶋正行両院議員総会長は、2014年9月16日(火)午後1時から民主党両院議員総会を開き、臨時代表選での党員・サポーター投票ができるようにする党規約改正を発議。人事異動とあわせて総会の時間は40分間なので、そのまま了承される見通し。これに先立つ常任幹事会でも、同じ考え方のメンバーが多いことから賛同を得られる見通し。
過去にさかのぼれば、最初の小選挙区だった第41回衆院選で、最大野党・新進党が議席を増やしながらも政権交代に失敗。しかし、小沢一郎党首(トゥモロー首相)が政党交付金目当てにいじきたなく党首に居座り、逆に、羽田孜副党首らが離党し太陽党を結成し、3か月間の長い夏休みが明けた1997年12月の臨時国会末に、小沢一郎氏がお金を疎開させたうえで、新進党解党を突然発表する暴挙に出ました。なお、この日の日本国債の発行高はまだ230兆円でした。
この暴挙に対抗して、第46回衆院選敗北当日となった2012年12月16日、野田首相は午前0時の予定を30分以上繰り上げて記者会見し、首相と民主党代表の同時辞任を発表。このため、民主党はその後の2年間で、離党者は衆議院1名のみ。
ただし、衆議院議員団の構成員激変による、臨時代表選のため、議席数が変わらない参議院議員団が代表選の主導権を握ってしまい、参院選でさらに両院議席を減らす悪循環の構図が続いています。
そこで、今後は、党規約を改正し、衆院選直後の代表選で「次の首相」を選んで、党勢回復ができるかっこうになります。英国二大政党と同様の方式になります。
第48回衆院選後では、例えば、海江田代表が、民主党の議席を2倍の120議席(議席占有率25%)にまで増やしながら、自民党の議席は政権継続が可能な衆議院過半数の240議席を維持した、という結果に直面する可能性があります。この場合は、辞任すべきでしょう。そのうえで、再度立候補することもできます。民主党規約は自民党則と違い、代表の立候補回数の制限はありません。
英国労働党では、衆院選直後の代表選で、組織党員が投票できます。例えば、英国最大の産別「トレード・ユニオン」(200万人)も投票しますがアイデンティティが低く投票率が20%台にとどまっており、エド・ミリバンド党首(シャドウ首相)が党改革に取り組んでいます。同党の母体となったフェビアン協会や、全英ユダヤ人労働党員協会などは高投票率です。
民主党の場合、党員サポーター登録をした、5月、6月に臨時代表選があったらどうするかということですが、通例は毎年6月の通常国会末の解散の場合は、小幅延長してから解散するのが通例であり、臨時代表選は7月、または9月以降の秋ということになり、5・6月の代表選はあまり考慮しなくてもいいでしょうが、対応が必要でしょう。
なんども指摘するように、国政選挙無しに国会が3か月夏休みになり、日米ガイドラインが改定される年というのは、1997年(平成9年)以来になりますが、その秋の臨時国会の後に、新進党は解党してしまいました。そのようなことがないように、民主党衆議院議員団が政権交代ある二大政党政治を前にしっかりと進めることが求められます。
2014年9月16日の民主党両院議員総会は、岩手県で開かれます。「2014岩手改正」は、3000年先の日本史の教科書に載るでしょう。
新進党を解党した小沢一郎(悪魔一郎)を歴史法廷の断頭台に送り、国民の手による政権交代ある二大政党政治を確立しましょう。

[写真]民主党代表と内閣総理大臣の辞任を発表して、退場する野田佳彦さんの背中、2012年12月16日、筆者(宮崎信行)撮影。
tag (宮崎信行)
[お知らせ]
この無料ブログ(goo)のほかに、有料版の今後の政治日程by下町の太陽(会員制ブログ版)(レジまぐ)を発行しています。
購読料は、月864円(税込)となります。
自動継続のため、安定した収入源として、こちらの無料ブログを続けられる原動力となっております。
購読方法はシステムを提供している「レジまぐ」(メディア・インデックス社)へお問い合わせください。
「国会傍聴取材支援基金」を設けています。日本唯一の国会傍聴ブログの継続にご協力ください。半年に1回、会計報告もしております。
「国会傍聴取材支援基金」の創設とご協力のお願い
どうぞよろしくお願いします。
このブログは次の各ウェブサイトを活用して、エントリー(記事)を作成しています。
衆議院インターネット審議中継(衆議院TV)
参議院インターネット審議中継
国会会議録検索システム(国立国会図書館ウェブサイト)
衆議院議案(衆議院ウェブサイト)
[お知らせおわり]








