このままでは「法案成立率93%」で国会の存在意義がなくなる非常事態、内容にかかわらず審議未了廃案に力を合わせよう!

  • 2018-7-13
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 最大野党立憲民主党衆議院での議席占有率が12%なんで、正直どうにもならないのですが、政府と与党が提出した法律案を、中身に関係なく、少しでも多く審議未了廃案(閉会中審査)に持ち込まないと、国会が壊れます。

 きょうは金曜日ですが、衆参とも定例日である、本会議がありませんでした。嵐の会期末週の前の静けさ。

 内閣法制局によると、今第196回国会の内閣提出法律案は65本。現時点で審議入りすらしていない4本の審議未了廃案(閉会中審査)は確実。でもこれでも、法案成立率は93%になってしまいます。これでは国会の死です。

 それでもあきらめない。現時点で審議未了廃案(閉会中審査)が確実になっているのは、「自動運転特区などの国家戦略特区法改正案」(196閣法57号)「海洋再生エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律案」(196閣法46号)「サイバーセキュリティ基本法改正案」(196閣法45号)「成年被後見人の権利の制限の適正化のための一括改正法案」(196閣法56号)。そして、与党が主導して提出した「日本国憲法改正手続きのための国民投票法改正案」(196衆法42号)は衆議院憲法審査会で趣旨説明されたまま閉会中審査になる見通し。この5法案を廃案(閉会中審査)に持ち込めますが、これへの上積みは厳しい公算。

 でも、「IRカジノ実施」「水道法改正案」「参議院の特例枠・拘束名簿式再導入」の3つに関しては、内容にかかわらず、とにかく10日間で絶対廃案に追い込むことに、野党支持者の力を一致させましょう。

衆議院本会議 平成30年7月13日(金)】
参議院本会議 同日】

 上述の通り開かれませんでした。参議院は上がり法案1つが来週に持ち越されます。

参議院沖縄及び北方問題に関する特別委員会(沖北特委)同日】

 北方領土問題等の解決の促進のための特別措置法改正案」(196衆法44号)と「北方地域旧漁業権者等に対する特別措置法改正案」(196衆法45号)。討論なく、全会一致で可決すべしと決まりました。来週の参議院本会議で成立のはこび。

衆議院政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会(倫選特)同日】

 参議院選挙で比例代表の政党拘束名簿式を一部復活する特例枠を新設する、6増0減の、公職選挙法改正案」(196参法17号)。発議者は、橋本聖子参議院自民党会長が筆頭でしたが、趣旨説明は参議院で答弁した岡田直樹・参自幹事長代行でした。趣旨説明では「一票の格差は1対2・985になる」としました。

 この後、与党のみが質疑。公明党国重徹さんが場内からの野次を浴びて、「より重要な問題へと質問内容を変えます」とあわてるなど、衆議院公明党にも、世論の突き上げが来ているのではないかと感じさせる場面がありました。

 新聞の社説などでも自民党案への疑問が呈されており、ワイドショーなどでも取り上げられています。野党の質疑は来週として、散会。

参議院内閣委員会 同日】

 「IRカジノ施設実施法案」(196閣法64号)参考人質疑がありました。来週いよいよ大詰め。

衆議院厚生労働委員会 同日】

 「医療法及び医師法改正案」(196閣法60号参先議)が共反対、自公立国などの賛成多数で可決すべきだ、と決まりました。上程。

 質疑では立憲の吉田統彦さんが「救急で、専門医にみてもらえるのは、日本の特長」とし、医療体制の継続の在り方を論じました。

 趣旨説明では、今国会で委員をつとめていた自民党赤澤亮正さんが朗読し、たいした懸念もない法案なのに、なんと22本もつけました。2010年から2011年にかけて、津波対策の議員立法(11月4日をいなむら(稲わら)の日として津波記念日にする法案で現在は法定)を野党・自民党が出したのに菅内閣が審議しなかったから、津波被害で人が亡くなったというトンデモ理論で国会を惑わしました。赤澤さんは地元・鳥取で、私設秘書に暴力を振るっているとの悪いうわさも自民党内で流れました。そういった悪魔の邪道で、民主党を二大政党から叩き落した赤澤さんですが、肝心の安倍自民党政権では、石破派の後輩に初入閣で先を越されました。その赤澤さん、22本の附帯決議で医療関係者に恩を売って、内閣改造・総裁選に臨むのでしょう。

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Miyazaki Nobuyuki

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