

[写真]枝野代表の演説を聞く人たち。
これに先立つ街頭演説で枝野さんは「中曽根内閣の国鉄民営化のときは私も大学生でしたが、郵便局を民営化して景気が良くなりましたか?分かち合あい支え合う経済をつくりたい」と語りました。

[写真]JR大宮駅。
党首が最後地元の選挙区お国入りで締めるのはあまりかっこよいものではありませんが、前座の熊谷参議院議員が「埼玉から総理を」と盛り上げて、かなりよい仕上がりでした。東日本最大のターミナル大宮で、東日本人らしい野暮ったいフィニッシュでよかったのではないでしょうか。
枝野夫人も初めてお見かけしましたが、地元では顔見知りが多いようです。一番良いコートとロングスカートを着ていらっしゃいましたが、コートは一度買えば長く使えますし、4年前は夫婦2人で債務5億円を連帯保証しかねないギャンブルのさなかにいました。弁護士でコツコツ返せる額ではありません。ゴッドマザーのように私には見えました。
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一方の岸田首相は、きょう午後5時半から、東京・世田谷区「三軒茶屋」で、東京5区・6区合同演説会に参加。岸田さんは「はいみなさんこんにちは」とひょうひょうと登場。そして、「未来を選択する選挙だ」と語りました。今回の選挙では山口代表も甘利幹事長も「自公政権か、立憲共産党政権かの政権選択選挙だ」と述べましたが、岸田さんは「未来選択選挙だ」の言いかえを、正々堂々と最後まで続けました。前座の公明党都議は演説で「この選挙を命と暮らしを守る自公政権と、立憲共産党、または共産民主党との闘いだという人も、中にはいるようですが」とトーンダウンさせました。上述の通り越智候補は「私は6区だが、ここ三軒茶屋は、父・越智みちおのころからお世話になった」とし「森加計桜はあるが私は自民改革派」と述べました。若宮さんは消費者担当大臣として、やや他人を不安にさせる消費者商法を紹介しつつ、新米大臣としての意気込みを述べました。



[写真]岸田文雄自民党総裁(首相)=中央、と若宮健嗣消費者相ら、東京世田谷区で、宮崎信行撮影。
なおこの演説会場に一人だけ、「宏池会よ恥を知れ」とし岸田総裁・高市政調会長が敵基地攻撃能力の検討に踏み込んだことに抗議するプラカードを掲げました。東京・警視庁らしく道路の隅に寄ってもらったうえで表現の自由を確保したのだと推測されますが、岸田さんからは見えた距離。

[写真]「宏池会よ恥を知れ」とし敵基地攻撃能力検討に抗議する、一人の聴衆、同。
5区は、現職消費者相の若宮健嗣さんで、立憲前職の手塚仁雄さんが終盤逆転したとの情勢もあります。6区は世襲の越智隆雄さんで、立憲の落合貴之さんが序盤からリードしているとの数字も浮上しています。
最後で、岸田自民、枝野立憲の演説の内容は変わりませんでした。しいて言えば、調査の数字とは逆に、岸田さんがコロナの実績の時間を長くしたように感じました。菅義偉さんから岸田さんに変わったことへの意識が有権者に希薄なのではないでしょうか。しかし、森加計桜はくすぶったということでしょうか。
私のような訳知りのオッサンたちが猛ダッシュで、政治に関心がある人にも何がなんやら分からないまま最終日を迎えて、演説会は全部首都圏で、疎外感を感じた人も多かったように感じます。私は投票率が上がることが良いことだとも、若い人がもっと政治に関心を持ってほしいとも思っていません。しかし、前回選挙からの4年間で、父を亡くし、逆に自分が社長になるという経験をして、大宮から自由席ないし、東京からグリーン車で墓参りに行くという気楽な自由経営者となりながらも、立憲及び維新のように小ばかにされた勢力がていねいに時間をかけて組織をつくっていった様はお見事だと思うし、小ばかにした強い組織に一泡吹かせてやりたい、との気持ちは日に日に強まります。
自民党、公明党、立憲民主党、日本共産党、日本維新の会、国民民主党、社民党、れいわ新選組、NHKと裁判している党弁護士法77条違反での政党助成法にもとづく9政党の真価が問われます。
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