【衆議院 平成28年2016年11月9日(水)】
審議はありませんでした。水曜定例で、法案を審議中の委員会も開かれませんでした。自民党の二階幹事長は、きのう、IRカジノ施設法案が成立しない可能性に言及しました。事実上、空転国会となっています。
ただ、一つだけ申し上げたいことがございます。それは、竹下亘・自民党国会対策委員長は、竹下登先生の弟さんだということです。
【参議院本会議 平成28年2016年11月9日(水)】
採決は、民間の人工衛星など宇宙空間利用の国の許可制やリスクマネジメントを定めた、
「人工衛星の打ち上げ及び管理に関する法律案」(190閣法41号)
「衛星リモートセンシング(リモセン)記録の適正な取り扱いの確保に関する法律案」(190閣法42号)。
同時に採決され、投票総数235、賛成213、反対22の賛成多数で可決し、成立しました。来週にも公布。施行は、190閣法41号は2年以内、同42号は1年以内の政令で定める日。
内閣委は付託案件が多いのと、与党・公明党がカジノ法案の審議入りを遅らせ、できればやりたくないという思惑が働いているとみられ、宇宙活動2法案も3月4日(金)提出から8カ月経っての成立となりました。
これに先立ち、2法案の趣旨説明と代表質問がありました。
「消費増税延期法案」(192閣法3号)と、「地方税法改正案」(192閣法4号)が別々に議論されました。
消費増税延期法案は麻生財務大臣が趣旨説明し、4人が質問。麻生財務相、石原社保税一体改革相、加藤一億相、世耕経産相が答弁し、増税法案のすそ野の広さを感じさせました。
地方税法改正案は、高市総務大臣が趣旨説明、4人が質問。高市総務相、麻生財務相、松本消費者相らが答弁しました。
前回衆院選で、野党党首経験者の海江田万里さん、渡辺喜美さんが議席を失いました。海江田さんは今も衆東京1区をくまなく回り、ふたたび代議士として総理大臣をめざしていますが、渡辺さんは日本維新の会の全国比例で当選しました。なお、維新の全国比例は大阪を地盤にする地方議員が一人もいないという珍現象が起き、もめたようです。
渡辺さんは「日本維新の会の渡辺喜美です。増税の前にやるべくことがあるだろう」と決まり文句で演説し、「金融緩和を続ければ賃金が必ず上がる」と語りました。
公明党の新妻秀規さんは「インボイスは、導入しないと他社との取引から排除されるのではないか、という懸念があるので、配慮してほしい」と語りました。新妻さんは関係ないですが、公明党があれだけ軽減税率導入の方便として、インボイス、インボイスと連呼していながら、今さらそれはないだろうと感じました。ここも別の話になりますが、おとといの公明新聞の1面に、東京都議会公明党が、東京都内私立高校の授業料を実質無償化してほしいと陳情した様子が記事になっていましたが、あれだけ高校授業料無償化を「4k」と馬鹿にしておいて、数年後に急展開する、現世利益だけの公明党。恥を知れ、と言うべきか、それが庶民ということか。
本会議場に戻って、民進党はテレビキャスター出身の2人の新人が初登壇しました。そのうちの1人は、前置きが長いし、党内部門会議の影響からか、「閣法より、民進党が衆院に提出した法案を先に審議すべし」と、院よりも党が大事だという姿勢がにじみ出ていました。参議院の在り方や、選挙から、4カ月たって、ようやく審議が始まったことで、勘違いしている1期生も多いのではないかと感じました。私は先の参院選で初当選した人は、当選前から含めても、合計2名しかお話したことがありませんが、やはり勘違いしている人はいます。
自民党は2013年初当選の森屋宏さんが質問。「米大統領選の影響をどう見るか」との問いに、麻生大臣は「どちらが勝つにせよ、半年間の間に大統領府のメンバーが大幅に入れ替わるから、それを日本政府が注視することが肝要としました」。
高市総務相は、臨時財政特例債(臨財債)について、本来はそういう形でない方が良い、との趣旨の答弁。今さら何を言っているんだという感じもしますが、筋論、原理原則を述べてくれたことは評価させてほしいです。日本共産党の山下芳生さんは「自民党のせいだ。バブル崩壊後に多くの地方公共事業をやり、財政が悪化した。消費増税は延期でなく、廃止すべきだ」としました。民進党の杉尾秀哉さんの質問に対して、麻生大臣は「今回の法案には、景気弾力条項は入っていない」と答弁しました。
◇
新潟選挙区1人区の野党調整候補、森裕子(森ゆう子)さんが、自由党に入党し、希望の会に入った、とのことです。希望の会は6名になりました。
【参議院議院運営委員会 平成28年2016年11月9日(水)】
山本順三議院運営委員長が主宰しました。
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