
マイケル・ムーアの「シッコ SiCKO」のDVDが発売、レンタル開始。
昨年10月2日に映画館で観たノンフィクション。福田総裁を選出する自民党議員総会の出来レースがバカバカしくなった私はふらふらと映画館に歩を進めました。
写真の男の名前は、フランク・カーディル(79歳)。
健康保険組合に加入していながら、奥さんの病気のため、働き続けるこの男。
「(働き続けるんだよ)死ぬまでね。別に悪くないだろう?」
この男のおどけた表情をもう一度見たかった。
その一心でこのDVDを観たのです。

妻の医療費のため、ショッピングセンターで「死ぬまで」働くというフランク。
米国には2億5000万人の健康保険組合員と、5000万人の無保険者がいます。
間違うなかれ、フランクは健康保険組合員なのです。
奥さんの腰痛の一回の薬代は22,000円(自己負担)。
[“バラ色の老後”なんてどこにあるんだか]
フランクは、おそらく戦間期(第一次世界大戦と第二次世界大戦の間)のうまれでしょう。
米国がもっとも豊かな時代の寵児です。
[妻 「アスピリンも飲まないの ブランデーで十分]
痛み止めのアスピリンも「年をとってから飲めなくなった」
フランク・カーディル(79歳)は働き続けます。
[死ぬまでね 別に悪くないだろ?]
死ぬまで働き続ければ、健康保険に頼らなくても大丈夫、と語るフランクのおどけた表情に私は涙せずにいられませんでした。
そして半年経った今、改めて観ると、日本の“後期高齢者”健康保険組合の今後を連想せずにはいられませんでした。
これは自民党政治の行き着く先に思えてなりません。
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マイケル・ムーア シッコ コレクターズ・エディションのDisc1からキャプチャさせていただきました。
(c)2007 Dog Eat Dog Films,Inc
配給、発売、販売 ギャガ・コミュニケーションズ








