
[写真はグアムのガソリンスタンド=7月4日]
引き続き、太平洋の島におります。
当地はアメリカ合衆国の領土です。
先日、「米本土でガソリンが1ガロン4ドル台に乗った」というニュースが出ていました。このニュース、度量衡の統一が図られておらず分かりにくい。
で、島で本物のガソリンスタンドを見ました。
面倒な数字は一切省くと、
当地でのきょうのガソリンの値段は、1リットル129円です。
米本土より、1割ほど高いと思いますが、日本の180円よりも50円安いという計算になります。
現地の住民でにぎわうビーチで寝そべっていたら、ねずみ色に塗られた米空軍の貨物輸送機(だと思います)(たぶん)B737型ジェット機が気持ちよさそうに左旋回して、島北部にある空軍基地の方面に飛んでいくのを見ました。
人員ではなく物資の輸送用でしょうから、こうやって孤島に物資を運んでくる米軍というのはすごいですよね。ガソリンはおそらく船で運んでいるんでしょうが。
島の面積の3分の1は米軍用地。残りのほとんどは山。島の面積の100分の1以下の海岸沿いの1本の道路に巨大資本のホテルが点在しています。
それで、島の収入の3分の2は観光収入だと聞きましたから、観光というのは随分な「高付加価値型」産業ですね。
とはいえ、かつて観光客の7割が日本人だったそうですが、だいぶ減って、韓国人や白人が目立ちます。
ここで有名ブランド品購入のため、大規模免税ショッピングセンターへとバスで運ばれていく同胞の姿には納得できないです。なぜ海外旅行をすると、有名ブランド品を買うのでしょうか? つながりが分からない。
おそらく母国でも経験のないセスナ機による遊覧飛行というのも不思議です。ダイビングは分かりますが。
私はこの島ははじめて来ましたから、経年変化は机上の推論になりますが、1980年代、1990年代、2000年代を含めて日本人はマネーの使い方が大雑把で下手なんでしょう。
ここでは携帯電話もつながります。まさにグローバリゼーションを肌で感じます。
日本がこの先、グローバリゼーションにあがなうことは不可能だし、意味がありません。
ただ日本は輸出額の方が多い貿易立国だし、よくも悪くも参入障壁もあります。
だから、グローバリゼーション下の世界でも「日本国」は生きていけると思うけど、「日本人」は生きていけるのかなあ、と本気で考えちゃいました。
人それぞれですが、日本人は海外で通用しない可能性が高いのではないでしょうか。だからこそ、多くの日本人が内向き(domestic)になる風潮があるのだろう、と。
この島は治安がいいことで知られます。私はビーチから荷物を背負い、歩道を歩いて、私の安宿に向かいながら思いました。
空が広いなあ。青空と白雲がしっかりと僕を包んでいます。これだったら、「お天道様に背を向けるようなこと」はできません。
日本の多くの都市がお天道様を隠すかのように、高層ビルディングで空を覆ってしまったから、「お天道様に背を向けるようなこと」が平気で起きる世の中になったんだと思います。
そんな政治が続いたから、人心が荒んだんですよ。本当にこのことは真剣に考えてください。
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