麻生暴言、世界を駆けめぐる 民主党、役員会で謝罪要求決定



(初投稿日時 2008-8-5 15:30)

 民主党は5日午前の定例役員会で、自民党の麻生幹事長の“ナチス暴言”について、「看過できない。党として謝罪を求めたい」との鳩山幹事長の提案を了承しました。

 一方、自民党の麻生幹事長は同日の記者会見で「民主党ナチスに例えたつもりはない」と重ねて反論し、謝罪と撤回を拒否しました。

 ◇

 残念ながら、麻生暴言は世界で報道されています。AP電で配信された時点で、覚悟はありましたが、日本の国際的地位がこのようなつまらないことで低下するのは残念至極です。

シンガポール最有力紙「ストレーツ・タイムズ」】



[ストレーツ・タイムズ電子版]
http://www.straitstimes.com/Latest%2BNews/Asia/STIStory_264702.html

 シンガポール最大の新聞「ストレーツ・タイムズ」。今朝のストレーツ・タイムズの紙媒体に載ったとすれば、同国のエリート(権力やマネーの支配力を持つ人)全員の目にこの報道がふれたでしょう。同国在住の外国人機関投資家もしかり。リー・シェンロン首相もよほど忙しくない限り、この記事を読んだでしょう。

 見出しは「日本の麻生がナチスに言及して激怒させた」です。やはり昨日から私が言っているとおり、政治家がナチスを例えに出したこと自体が大暴言であり、民主党とは関係ない話です。

ブルームバーグ通信社】


ブルームバーグ通信の電子版]
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601101&sid=ahbk45nMuBs4&refer=japan

 ブルームバーグニューヨーク市長が作った経済通信社「ブルームバーグ」電子版でも、東京の“加藤拓”記者(漢字不明)が、「民主党が麻生幹事長の“ナチ発言”に関して正式謝罪を要求している、と共同通信が伝えている」と報じました。
 「共同通信が伝えている」との見出しで、日本の記者クラブの閉鎖性を醸し出すという二重三重に日本のイメージを悪化させる記事になってしまいました。

 ブルームバーグ通信が伝えたと言うことは、東京市場に関係する機関投資家のほとんど全員がこの見出しを見たということになります。

【追記 2008-8-5 19:30】
【ヤフーニュース米国版】


YAHOO!ニュース米国版]

 さらにヤフーニュースの米国版。仏通信社AFP電の「日経新聞によると~~」という記事が載ってしまいました。グローバリゼーション&情報化の世界は複雑なんですから。フランスは第2次世界大戦で、ナチス・ドイツに国土の大半を奪われた国です。

 いわんこっちゃない、メチャクチャややこしい事態になってきました。さっさと謝罪してください。【追記おわり】


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