
[写真]国連の気候変動の枠組みサミットの開会式で「鳩山イニシアチブ」を発表する鳩山総理=9月22日、米ニューヨーク
鳩山総理は21日夜(日本時間22日午前)、国連気候変動サミット(気候変動=地球温暖化=の枠組みに関する首脳会合)で「1990年比で2020年までに25%の温室効果ガスを削減する」とし、米中の巻き込みを念頭に、「排出量取引導入」を明言しました。さらに国連加盟各国(途上国)に対して、「鳩山イニシアチブ」を提案。日本・EUなどの技術・資金援助により、“気候変動枠組み”への世界各国の取り込みを図り、米中に対して、参加カードを突き付ける第一歩を記しました。
民主党は野党時代の2008年1月、「地球温暖化対策本部」(岡田克也本部長、福山哲郎・事務局長)を発足させ、政策作りを進めました。昨年と今年の通常国会に「地球温暖化対策基本法案」を提出しましたが、ともに審議されず廃案となっています。
第1次鳩山内閣は、地球温暖化対策本部長だった岡田さんを外相に、同事務局長の福山さんを外務副大臣に起用。法案発議者8人の1人である直嶋正行さんを経産相に起用し、衆院財政金融委が長い小沢鋭仁さんを環境相につけました。直嶋さんと福山さんは政調会長・同代理コンビ、小沢環境相は鳩山グループ(実現する会)の事務総長です。
今後は、鳩山・岡田・福山・直嶋・小沢(鋭)のラインで、“排出量取引市場”で「ハイテク・ニッポンを復活させ、お金を儲け、地球を冷やす」という一挙三両得をめざす、というのが真のねらいです。
なお、「国会傍聴記by下町の太陽」では、これまでも排出量取引市場の確立による地球温暖化の防止についてウォッチしてきましたが、引き続きウォッチしていきたいと思います。この問題については、当方が当ブログとは別途設けることを予定している有料媒体を中心にご紹介していくことを考えています。
【当ブログ内の参考資料】
2008年6月4日に民主党が国会に提出した地球温暖化対策基本法案(筆頭発議者・福山哲郎外務副大臣、発議者は直嶋正行経産相ら合計8人=肩書きは現在)の原本の写し
【温暖化】排出権取引市場2010年創設 民主党、基本法案を提出2008年06月
【地球温暖化】岡田・李克強会談で中期目標にはずみ2008年07月








