
民主党常任幹事会が15日開かれ玄葉光一郎さんが「政策決定のプロセスで中長期的なテーマについて、調査会をつくってほしい」と発言しました。
玄葉さんは民主党常任幹事(東北ブロック選出)です。衆議院では財務金融委員長を務めています。
常任幹事会は隔週月曜日に、党役員会の後に開かれています。党大会、党両院議員総会に次ぐ、民主党の最高意思決定機関です。
玄葉さんは「政策調査会をきちっと復活させて、議論の蓄積をしていくことが今求められている」と述べており、有志の署名を添えて小沢一郎幹事長に提出する意向です。
16日付朝日新聞4面が報じました。
与野党各党に設置されている政調会は鳩山内閣発足の2日後、突如、小沢さんによって廃止されました。民主党本部の職員は人事異動がありません。政調会職員は、議員会館に仕事場があり党本部からのコントロールが利かなかった面があります。
また、菅直人さん、岡田克也さん、仙谷由人さん、枝野幸男さんらが政調会で仕事をして力をつけたのに対して、鳩山由紀夫さん、小沢一郎さん、平野博文さんといった面々は、党幹事長室や選挙対策委員会など、党本部ビルでの党務で力を発揮してきたことから、政調会を廃止し、職員を政府に入れることで小沢幹事長主導の体制を整えようとしたのではないしょうか。旧政調会職員は国家公務員となりながらも、給料は党本部から出ており、「紐付き」にすることで政府の情報を党幹事長室に一元化しようという考えがあったと、私は推測しています。
政調会の代わりに設置された、各省政策会議は政務三役からの一方的な説明に終わることが多く、これに抵抗して、政府外の衆院常任委員長らがつくった「質問等研究会」も任意の勉強会にとどまっています。
力のある政府外議員のストレスを民主党の前進力にするためにも政調復活が必要です。
自民党でいう総務会に当たる組織は、民主党常任幹事会ですが、玄葉さんがこのように発言してくれたことで、常任幹事会も野党時代のように談論風発になるかもしれません。
談論風発型政党に戻らないと、民主党政権の雲行きは怪しくなるばかりです。







