石破茂さん、税・社一体改革大綱は年内でないと「そうとうきつくなる」、4次補正「なぜやるか分からない」

  • 2011-11-28
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 衆院予算委員会与党筆頭理事で自民党(鳥取1区)の石破茂さんが2011年11月27日のTBS「時事放談」に登場。

 小沢一郎氏が「消費税増税を強行するなら党運営は厳しくなる」「今、選挙があったら特攻状態だ。出撃したら、何人帰ってこられるか、帰ってこられなくなる」との見方を示したとされる報道について「

 だから何なんだ

 」と語りました。その上で、「小沢さんは、消費税は上げませんと。TPPも小沢さんはあまり発言していないけど、TPP反対の人は小沢グループが多いですけどね」として、年末にかけての小沢グループによる民主党分裂に期待をのぞかせました。「もちろん自民党もキチンとしないといけない。TPPに入るなら、(24分野などのうち)これと、これと、これをやります、とキチンと示さないといけない。消費税については、なぜ上げないといけないのか示すべきだ。それをしないから、自民党の支持率が下がっているわけだ」と話しました。石破さんは9月の定例人事で、役員会から外れましたから、多少自由な立場で見通している感じがします。

 司会の御厨貴さんが、「社会保障と税との一体改革大綱」について、今国会延長により、決定を越年させる機運があることについて話を向けました。

 石破さんは、「それはね、そうとう(民主党政府の)次の一手がきつくなりますね」とし、税・社一体改革大綱は年内に決定した方がいいとしました。私も賛成です。

 そのうえで、「だれが言わせたか知らないが、第4次補正予算(案)ということを、口走る人(=野田佳彦総理・安住淳財務大臣)が出てきたわけです。なんで第4次補正か、私はまったく分からないが、(TPP交渉の事前協議への参加表明の見返りとしての)農業対策だというんですね。それがなんで4次補正かさっぱり分からないが、そういうことになると、全部の日程が押してくるわけですよ。そうすると予算の年度内成立もほぼ絶望的になる」と語りました。私も石破さんの意見には賛同しますが、あくまでも技術論としては、第180通常国会を1月上旬に召集すれば、来年度予算案の年度内成立は十分可能です。しかし、おおむね、石破さんの言うとおりです。

 石破さんは言葉をつなぎ、「そうすると、消費増税準備法案というんですか、それの成立が、そうとう難しくなる。ホントウに正念場がいきつくところまで行ってしまってどうにもならない局面になる可能性が高い」と警告しました。

 まず、JA全農がTPPでさほど怒っているようにも思えないので、4次補正はしなくても、大丈夫なのではないでしょうか。すでに総理は先週の答弁で、4次補正をしないと思える発言をしています。通常国会の召集日を1月の前半に持ってくると、全体的に総崩れになってきます。それと、報道によると、石破さんは「自民党石破派」の結成をめざしているようですから、あまり総選挙が早くなると困るという事情も、ひょっとしたらあるのかな、と感じました。

 いずれにしろ、税・社一体改革大綱は年内に決定すべき。4次補正はやるべきではない。これは石破筆頭理事の発言に私も大いに賛同します。日本のために、2大政党、民公自の正念場です。

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