
[画像]自民党欠席への対応を話し合ったとみられる、参院総務委員会の藤末健三委員長と参院公明党ナンバー2でもある木庭健太郎理事、2012年4月19日(木)、日テレニュース24から。
郵政見直し法案(郵政民営化法改正案、180衆法6号)が2012年4月19日(木)の参院総務委員会で審議入りしました。法案の筆頭発議者の武正公一さんが趣旨説明をしました。参院では同時に、みんなの党がおととしの第176臨時国会に提出していた「郵政民営化一時凍結法(自見法)を廃止する法案(176参法4号)も審議入りし、中西健治さんが趣旨説明しました。

[画像]郵政見直し法案(180衆法6号、衆院送付)の趣旨説明をする民主党の武正公一衆院議員、参院総務委員会、2012年4月19日(木)、参議院インターネット審議中継からキャプチャ。
前日に前田武志国土交通大臣と田中直紀防衛大臣への問責決議を提出した3会派のうち、自民党が欠席しました。みんなの党は出席。新党改革は総務委に議席がありませんが、経産委では党幹事長の荒井広幸さんが欠席しました。初めから問責決議案提出に加わっていない公明党は出席しました。
冒頭の写真のように、藤末健三・委員長(民主党)が総務委理事で参院公明党ナンバー2の木庭健太郎さんと話し合う場面がニュースで流れました。おそらく、「自民党なんて置いていきましょう、震災後日本は余裕がないですから」と話し合ったのでしょう。
総務委は参院定刻の午前10時から始まり、参院先議の消防法改正案(180閣法48号)をしっかり審議し、附帯決議付きで仕上げました。政府原案と附帯決議はともに共産党を含む全会一致で可決しました。もちろん全会一致とは出席議員の全会一致ですから、自民党の賛否は不明です。
園遊会の間休憩となり、午後3時半過ぎ再開。民主党の武正公一さん(埼玉1区)、公明党の斉藤鉄夫さん(比例中国単独、事務所は広島)ら発議者の衆院議員が集まりました。下の画像をよく見てください。摩訶不思議なことに、自民党の衆院議員が2人出席しています。

[画像]「郵政見直し法案」の提出者の衆院議員。
前列の左から3人目が森山裕・自民党衆院議員(鹿児島5区)、5人目が赤澤亮正・自民党衆院議員(鳥取2区)です。 報道によると、自民党はきょう朝の衆参合同の国対委員会で「参院が審議拒否しているのに、衆院が審議するわけにはいかない」として衆参自民党での審議拒否を決めたはずです。衆議院は初めからきょうの本会議、委員会の予定はありませんでした。
参院総務委員会で、自民党参院議員が欠席する中、自民党衆院議員が答弁席に座っている。まさに自民党が衆参真っ二つです。谷垣禎一総裁がこの2年半、自民党をまとめ上げてきたことは政権交代ある二大政党政治を日本に根付かせるうえで特筆に値する功績です。
ぜひ、森山さん、そして、赤澤さんですね。頑張ってほしい。歴史の過渡期にはこのくらいの訳の分からない出来事は大したことがありません。言葉は適切ではないかもしれませんが、80年前(関東大震災と昭和恐慌)との違いは、テロリズムがないことです。小沢一郎さんの来週26日(木)の判決も、松岡洋右の国際連盟脱退のように世論が不条理に喝采することはないでしょう。もはや小沢一郎さんは完全に過去の遺物です。
郵政見直し法は連休前に可決・成立する見通しです。
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