
[写真]岡田克也さん、2011年6月28日、宮崎信行撮影。
大震災イヤーとなった平成23年(2011年)の岡田克也さんの政治資金収支報告書 は、政治資金管理団体(岡田かつや後援会)がの収入が1億3199万2283円で前年と比べて33%減少、額にして6451万円の減収と大幅に苦戦したことが分かりました。
総支部長をつとめる「民主党三重県第3区総支部」は8683万0795円。後援会と総支部の総計、岡田さんの場合は団体間のやりとりがないものと思われるので「純計」と考えられますが、これは2億1882万円で、前年比22%減少となりました。
岡田克也さんが公式ホームページで公開した「政治資金収支報告書の要旨」の平成23年(1月1日~12月31日)分で分かりました。公開は平成24年5月8日付。
これについて、金庫番(国会事務所長)は、「支援者の企業様が経費節減。こちらも経費節減をして何とか食いつないだ」と語りました。
単式簿記なので、前年からの繰越金はすべて収入に計上されます。複式簿記ならば前年の資産の部に計上され、内部留保となります。この点が政治資金収支報告書と企業会計の違いです。ただし、政治家の場合は繰越金が政治的資源なので、単式簿記でいいのかもしれません。
減収のおおきな要因。前年(2010年の外相時代)は、帝国ホテルに泊まって岡田外相のあいさつを聴き国会見学をするバスツアーを連続して催し、1939人の参加を得ました。自分たちが育てた岡田さんが与党になりいきなり外務大臣で帝国ホテルに夫婦で泊まってという「最高の冥土の土産」(失礼ですかね・・・)ということで、「5635万円の売り上げ」を記録しました。とはいえ、「旅行代理店もだいぶ頑張ってくれて」ナント2・9万円でしたので、旅行代理店への支払いは5281万円で、写真代・飲み物代を含めてトントンでした。この事業がそっくり消えていますので、この分は減収になります。
しかし、岡田さんの場合は2010年→2011年の繰越金が後援会で5493万円、総支部が4434万円だったのに、2011年→2012年への繰越金は後援会が5284万円、総支部が4580万円となっており、トータルでは微減となりました。いずれにしろ、最大の目的は第46回総選挙への備えですから、不安を残す格好となりました。三重3区(四日市の三滝川より北川、川越町、菰野町など三重郡、桑名市、いなべ市、桑名郡、員弁郡)の方だけでなく、全国のみなさん、岡田克也(岡田かつや)さんの背中を押してください。
総支部での獲得党員は182人(前年は195人)、サポーターは1065人(前年は1258人)にとどまりました。登録月となる5月は、党本部幹事長在任中ですので、率先垂範ができなかったと言わざるを得ません。ただし、当時の党規約では、西暦・平成とも下1ケタ奇数の年は代表選がないので、サポーターが減る傾向がありました。金庫番によると、「震災後の混乱(や党勢の不振)よりも、不況の影響がイチバン強かった」とのことです。

[画像]千葉・幕張の党大会で与党幹事長としてスタートした岡田克也さんの2011年だったが、経費節減圧力の折、献金・パーティー・サポーターとも減収となった、2011年1月13日、民主党ホームページ内動画からキャプチャ。
総支部への個人献金は23人・824万円(前年は33人・863万円)、企業献金は224社・2085万円(前年は247社・2250万円)、団体献金は1団体2万円(前年は1団体3万円)。かつて与党幹事長になって、献金が減った議員はいるのでしょうか。まさに「仕分けの民主党」。
自らが差配した政党助成金の支部交付金は1000万円と他の衆院議員と同額と思われます。
そして稼ぎ頭である後援会主催の政治資金パーティーは7349万円の売り上げ。前年の9004万円から大幅に落ち込み、1億円割れが続きました。金庫番は「毎年回っているから分かるが、景気の影響で、企業の経費節減が相当厳しかった」とふりかえっています。そこで「やはり開催コストがかかるので」(金庫番)、パーティー開催を例年通りの四日市・津・名古屋・東京・大阪の5会場に戻しました。前年は神戸にも進出し8会場に拡大していました。開催会場を絞り、400万円の支出を削減。パーティーの収益率を高めました。
後援会への個人での最高寄付金額者は50万円でした。前の年の100万円の方はいませんでした。
なかなか、苦しいですね。政治資金は景気先行指標。私自身も何とか経費節減でやっていかないといけないなあと、私自身も感じました。
他の政治家の政治資金収支報告書はこれから6ヶ月以上先の、11月末に総務省または都道府県選挙管理委員会の48カ所のいずれかで公開されます。
首を長くして待って、比較しましょう。
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