◎岡田克也さん立ちあがる「党改革は避けられない」「具体的な改革案を折々発言する」と宣言

  • 2013-10-9
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[画像]伊勢神宮の20年ごとの式年遷宮関連の行事に参加した岡田克也さん(60歳)ら、同氏フェイスブックページから。

 岡田克也さんは、秋の臨時国会召集を翌週にひかえた2013年10月9日(水)の午後0時半ごろ、ブログ・メルマガなど各種個人媒体で「次期総選挙にむけて、党改革案を、折々に発信していく」と発信しました。

 岡田さんは昨年末「私が出て行ってもまとまらない状況になった」と語って以降、次期総選挙に向けた民主党改革に関する発言はしていませんでした。

 岡田さんは「衆議院選挙、参議院選挙それぞれの総括の中で、党をいかに国民の皆さんの期待に応えられるものに変えていくか、党改革をどうするかということが、大きなテーマになっています。私は、次の総選挙で国民の皆さんが民主党にもう一度期待していただくために、党改革は避けられない、最も重要な問題だと考えています」としました。

 第47回衆院選の目標については「もう一度期待していただく」として、政権再交代をめざすとまでは言いませんでした。

 発信の最後は、「具体的なことは、これから折々申し上げていきたいと思います」と宣言してしめくくりました。

 頼もしい限り。

 岡田さんは、党では、「民主党改革創生本部の本部長代行」と「民主党選挙制度・国会制度改革本部の本部長」をしています。この2つの本部は、ともに、岡田さんの下に大畠幹事長が入る構成となっており、海江田万里代表が必死に岡田さんを「取り込もう」としているものと思われます。

 海江田代表は、「選挙制度改革総合調査会長」と「衆議院予算委員会民主党筆頭理事」を岡田さんに要請しましたが、断られたもようです。岡田さんはけっこう関心が変わりやすい人で、下野後初めて衆院内閣委員となり、「行革」「マイナンバー」などやり残しを担当しましたが、法案成立もあり、秋の臨時国会では卒業します。

 一方、2009年の外相就任後、しばらく離れていた「地球温暖化対策」に関しての関心が戻ってきたようです。また、2001年の衆テロ対策特別委員会筆頭理事就任から関心がある「集団的自衛権」についても発言を再開しましたがこれに関してはやや「独自の主張」との指摘もあります。

 とはいえ、岡田さんの23年間といえば、言うまでもなく、政治改革です。

 このうち、すべての根幹である衆院選挙制度に関しては、実務者として、小選挙区比例代表並立制の堅持のために、臨時国会中の法制化を要求。

 そして、党改革でも、代表選の規約に関して来年1月の定期大会での改正をめざして、海江田本部長の下の岡田本部長代行として、変えていく意向と考えられます。具体的には代表(ネクスト総理)の任期と衆議院の任期をあわせたい、との思想をずっと持っています。

 さらに、公明党に対して、「今の制度ができたときの小選挙区3、比例代表2の原点に戻りたい」とのメッセージを送ったことから、野党再編ではなく、公明党民主党による「新進党再結集」の方向性に向けて動いていくものと考えられます。

 国会外では、岡田さんが第1次野党期につくった「調査委託費」の復活を要望する声がありますが、岡田さんの考えはまだわかりません。参議院の「立法事務費」に関しては、比較的仲が良い郡司彰さんが会長になったので、少しずつ意見交換をしていくものと考えられます。

 参議院選挙制度に関しては、第24回参院選(2016年7月)で施行できるように、羽田雄一郎参院幹事長を信頼しきって、意見交換は密にしながらも、すべてを雄一郎さんにゆだねる考えと思われます。

 私としては、次期代表に玉木雄一郎さんをすえてしまって一気に政権交代、総理交代してしまうダイナミズムを追及したいところですが、なかなか、そこまで民主党組織力はまだないし、幅広い意味での国民のみなさまの政権交代ある二大政党政治へのご理解という点では、もう少していねいに時間をかける必要があるのかな、とも模索中です。

 実りの秋の臨時国会がスタートします。黄金の3年間は、政権交代ある二大政党政治にとっても黄金の3年間となります。

 しっかりと発言していきましょう。

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