民主党・新緑風会の郡司彰会長が初質問で、ようやくベルリンの壁崩壊、「政権を失う無念さ初めて知った」

  • 2013-10-18
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参議院本会議 2013年10月17日(木)】

 参議院でも代表質問が始まり、民主党・新緑風会郡司彰会長が質問に立ちました。郡司さんは「民主党公認で国会議員に初当選」した初めての会長。立党以来の15年間、「社会党ないし社会民主連合で国会議員初当選の会長」でした。

 政権から転落して、ようやく「日本の政党」「政権交代可能な二大政党」になったといえるでしょう。この本会議に先立つ、民主党・新緑風会の控室での議員総会では、7月21日の落選者への経済的支援の話も出たそうで、凍り付くような輿石東会長ら社会党総評系支配からのベルリンの壁崩壊がすすんでいるようです。もちろん、落選者こそ、日本の国会にベルリンの壁を残しておいて落選して文句を言う資格はないでしょう。

 郡司さんの演説を聞いたのは、2009年5月の民主党代表選での岡田克也候補の応援演説以来でしたが、コンパクトにまとまりつつも、政権交代ある二大政党政治への志の強さを感じました。

 この日は、初めから所要があり、現地に行けないばかりか、テレビ中継すらリアルタイムで見られないことになり、追っかけ再生で見ました。なぜ3か月も前から、この日に代表質問があるとわかりきった日程で、時間的に集中できないかというと、いまだに私が1997年から2003年に受けた、株式会社日本経済新聞社による労働法違反の被害で、10年経ってまた新しい被害が発生したからです。総理も「若者の使い捨てが疑われる企業(ブラック企業)」を取り締まると明言しています。たとえば民法第1条3項で「権利の乱用の禁止」が定まっており、労働契約にも関係します。ただ、労働に対する賃金が後払いであることからしても明瞭なように、権利の乱用の禁止は、使用者により求められるものです。私はある中間管理職から「転勤で給料は上がったか?」と聞かれ、「上がった」と答えると、「ならばもっと働かないといけないな」と言われたことがありますが、これは使用者側の権利の乱用です。で、この人物を、郡司さんら民主党茨城県連は与党期に、石岡市長選挙で推薦し、次々点で落選しています。労働者の党である民主党にふさわしくない行為です。きのう午前中、世界的に権威があり生まれたころから信頼している機関から「ノープロブレム」との中間結果をもらいました。心が明るくなりました。私も必ず、民事、刑事、そして、地獄に落とすというところまで含めて、株式会社日本経済新聞社への復讐を一生続けていく。それが私の生存価値だと心に誓っております。

 郡司さんは「7月21日の参議院選挙から(院の構成の第184臨時国会をふくめて)10月15日の召集まで86日間。これまで召集しなかったのに、(12月6日まで56日間という)短い会期で多くの重要法案を出すのは、国会を“決められる政治”の追認機関にしようとするものだ」と主張しました。これからの3年間をめぐる認識です。

 このところの気象について、「大雨の発生頻度が上がっており、土砂災害が増え、日本に接近する台風が増えている。局所的な集中豪雨や突風、竜巻被害が増えている」として「地球温暖化ヒートアイランド現象によるものかもしれない」と踏み込みました。

 一方、自民党脇雅史幹事長は「日本はぜい弱な国土であり国家のグランドデザインとして国土強靭化が必要だ」と語っています。参院では初日から、向う3年間の対立軸がはっきりしました。脇さんは今後3年間に官邸が「大臣として取り込む」という動きがあるかもしれません。

 郡司さんに戻ります。郡司さんはTPP交渉について「国会や国民が誤った情報で動いてはならない。可能な限りの情報開示をすべきだ」としました。ちなみに、情報公開とは万人に情報を出すことであり、情報開示とは求めた者(利害関係者)に限って情報を出すことを言います。そして「特定秘密保護法案は情報公開法改正法案とセットにしていくべきだ」としました。

 この辺の情報こそ、議論のすべてのスタートだという認識は、郡司さんも農相など政権を初めて担当して実感したのかもしれません。

 最後は、とてもいいまとめでした。

 「3年3か月の私たちの政権与党期をふりかえると、統治能力の欠如が指摘され、また自覚もしております」と素直に情報公開したうえで「第2次安倍内閣は野にあったときから今日あるを思い、周到に戦略を練ってことにあたっていると思います。私は今回の政権交代で初めて政権を失うことの無念さを感じました。察するに、自民党公明党のみなさんは(政権担当期間が長いので、)より深くその思いを抱き、そのことを忘れずに復帰後の政権運営を描いていたのだと思います」と語りました。

 いまだ政権を担う人材の絶対数は足りない状況ですが、まずは今現在、国会に議席を持つ人、地方議会に議席を持つ人がしっかりと自覚するところから、民主党の再生が始まります。

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