風間直樹さんの質問で、租税特別措置適用実態調査報告書がPDFからエクセルに 税制改正法案、参審議入り

  • 2014-3-7
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【2014年3月7日(金)参・本会議】

 参議院本会議で、平成26年度税制改正2法案(186閣法7・8号、所得税法などの一部を改正する法律案、地方法人税法案)が審議入りしました。衆議院段階で民主党は委員会に修正案を出しましたが、3月7日の参審議入りということで、年度内成立はほぼ確実とみられます。

 ただ、代表質問に立った、民主党風間直樹さん(2019年改選・新潟県)が、大きな実を取りました。

 2010年租税特別措置透明化法にもとづき、通常国会冒頭の1月に国会議員に配られている「租特・適用実態調査報告書」について、風間さんは「例えば上位10社を並べても法人名はコード番号(で匿名)だし、PDFファイルなので集計しずらい」と語りました。

 これに対して、麻生太郎財務大臣は、「平成27年度からは、PDFファイルではなく、電子データで提供する」と答弁しました。

 電子データとは、マイクロソフト社の「エクセル」だと思われます。

 自民党税制調査会などで「法人税率引き下げ論」が勢いを増す中で、法人税の租特と繰越欠損金制度のスリム化による、課税ベースの拡大をめざす財務省民主党の思惑が一致したのと思われます。

 これにより、3回目となる来年から、エクセルで提供される見通し。第46期衆議院としては最後となる与党・自民党税制改正に活用されることになります。

 民主党は野党時代の2007年度税制改正大綱を中心に、一貫して租特の透明化とスリム化を求めており、政権交代直後に透明化法の成立に成功したほか、与党期を通じて、租特の簡素化に取り組みました。ただ、一部新人議員らが特定の業界団体などからの巻き返しを受け、税制改正が難航し、最後は抜本改革をめぐって党が分裂する事態に陥りました。

 風間さんは「政府税調が中期答申のみで、年次改正への意見を出していない」「自民党税調の内部のみで国民に開かれない議論は、先祖返りした自民党の姿をほうふつとさせる」と質問演説し、政府税調を機能させるよう求めました。

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