
[画像]左は、第39回衆議院議員総選挙(1990年2月)の公明党のポスター「福祉と平和の新時代」、目で見る議会政治百年史(衆議院・参議院編)から。
岡田克也さんは2014年6月27日(金)夕、メルマガ・ブログなどで情報発信し、公明党が集団的自衛権行使に向けた憲法解釈の閣議決定に来週にも応じる方向性になったことについて、「公明党は、平和の党ということでいままでやってきたわけですが、その看板を外すのか、そのことさえ問われる事態」と名指しで強く批判しました。
公明党立党50年を前に、新進党に所属した岡田克也さんが公明党を名指しで強く批判するのは極めて異例。
画像は、岡田さんが衆議院三重1区に、自民党公認(経世会)で初当選した1990年2月の第39回衆議院議員総選挙。岡田さんが公認を受けた自民党(海部俊樹総裁、小沢一郎幹事長)のポスターは「世界のあこがれ自由な日本」。これに対して公明党は「福祉と平和の新時代」でした。選挙サンデーの後、「ネルソン・マンデラ氏、27年ぶりに釈放」の世界の変わり目を迎える中、岡田さんは、自民党の北川正恭、川崎二郎両先輩に票では負けたものの、公明党の坂口力政策審議会長を落選させて、初当選を果たしました。山口那津男さん、北側一雄さん、富田茂之さんらも同時に衆議院議員になりましたが、8期連続当選で来年の通常国会で在職25年表彰を受ける見込みなのは、自民党8名、岡田さんら民主党4名の見通しで、1990年初当選組の公明党で連続8回当選できた人は一人もいません。
その後、新進党では、「坂口力ネクスト外相・岡田克也ネクスト外務副大臣」で政権に備えましたが、小沢氏によって突如解党されてしまいました。
岡田さんは「政府は集団的自衛権について8つの事例を出しました。この中の、例えばペルシャ湾における機雷の掃海などは、公明党は従来から認められないということを主張してきました」としました。岡田さんは5月28日の予算委でも、安倍晋三首相が「国民の生命と財産を守るために必要だ」と言うのに対して、「石油の備蓄は1年分ある」と反論して、国民の生命に急迫不正の危機があるわけではないとしました。
岡田さんは「いままでの憲法9条の解釈というのは、政府が単独で決めてきたのではなくて、国会における様々な議論、特に、政府もいろいろな見解を国会に示すなかで練り上げられてきたものです。それを変えようということですので、国会を無視してできないと思っています」と指摘。
さらに、「しかも、国民の多くは集団的自衛権に対してよく分からないという状況です」と主張。
旧友である公明党に対して、安倍自民党の共犯者になった「戦争と福祉の公明党」になることがならないよう、強く自制をうながしました。
政府、1日閣議決定へ最終案=公明、30日にも意見集約―集団的自衛権(時事通信) – goo ニュース
政府は27日午前の安全保障法制整備に関する与党協議会で、集団的自衛権行使を容認する新たな憲法解釈の閣議決定最終案を提示した。公明党の山口那津男代表は最終案の骨格を受け入れる意向を表明しており、執行部は30日に意見集約したい考え。自民、公明両党の正式合意を経て、政府は7月1日の閣議決定を目指す。
公明党の与党協議会メンバーは27日、「執行部が30日に一任を取り付け、7月1日に与党合意する」との日程を描いていることを明らかにした。
最終案は前文で「わが国を取り巻く安全保障環境が根本的に変容し、重大な国家安全保障上の課題に直面している」と指摘。「同盟国である米国や友好国と連携し、抑止力を高めることが重要だ」と強調した。
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