衆議院議院運営委員会と参議院議院運営委員会は2014年9月19日(金)、それぞれ理事会を開き、菅義偉官房長官の陪席を受けました。
菅さんは「2014年9月29日(月)に第187回臨時国会を召集する」との詔書を閣議決定することを伝達しました。
臨時国会に関しては、召集日の事前告知日に関しては国会法の規定はありませんが、おおむね4日以上前に伝達することが慣例になっています。
なお、衆・議院運営委員会は、菅さんにとっては初当選以降で初めての野党議員となった第45期衆議院の約半分の期間を理事として過ごし、公明党幹事長代理の遠藤乙彦理事らをたばねて、野党筆頭理事として、与党・民主党と会い対峙した思い出の委員会です。
国務大臣の演説(安倍首相)は29日(月)に衆参本会議で開かれ、衆議院での演説はNHK中継される見通し。これに先立ち、衆議院、参議院とも本会議で、入閣した委員長らを補充することになります。新任の委員長は、通例、来年の通常国会会期末まで務める見通し。
会期は、召集日に決議しますが、衆議院の決議が優先されることになっており、与党・自民党次第となります。与党・自民党は11月30日(日)までの「63日間」を野党・民主党に提示したと報じられています。これは、衆参ねじれ解消後の昨秋の「53日間」よりは10日間以上長い提示となっています。自民党が同じ正副国会対策委員長でのぞんだ昨秋の「特定秘密保護法」の混乱への反省と考えられます。
関東大震災の補正予算を審議した第47回帝国議会(臨時会)が3日間の延長を経て1923年12月24日に閉会した翌日の、25日に召集された第48回帝国議会が開院式(27日)に、向かっていた摂政(のちの昭和天皇)が、虎ノ門で、群衆に紛れた社会主義者から発砲される事件が発生。昭和天皇は「銃声は聞こえなかった」と証言していますが、群衆が暴漢の社会主義者に制裁を加えて警視庁が混乱(正力松太郎内務省局長が辞任し下野)。
議会制度百年史(衆議院・参議院編)によると、「幸い摂政宮は難を免れ、無地開院式を終わられた」ものの、山本内閣が総辞職し、1924年1月7日、清浦内閣が発足し、31日衆議院を解散。補正予算案が不成立のまま、衆院選に突入したことで、関東大震災の復旧・復興が遅れ、憲政の混乱と先の大戦に転落する遠因となった反省を踏まえた現行憲法・国会法の手直し。現行憲法・国会法にもとづく国会(衆議院、参議院)では、仮に陛下に難があり開会式が開けなくても、召集詔書に定められた日から自動的に会期が計算されることになっています。
臨時国会29日召集を伝達=政府(時事通信) – goo ニュース
菅義偉官房長官は19日午後、衆参両院の議院運営委員会理事会に出席し、臨時国会を29日に召集することを伝達した。政府・与党は会期を11月30日までの63日間とする方針で、召集日の29日に安倍晋三首相の所信表明演説を行い、30日から3日間、衆参両院本会議で各党代表質問を行う日程を描いている。
これに先立ち、与野党は国会内で国対委員長会談を開催。与党側がこうした日程を説明した。







