特定社労士法案、前会から継続審査の参厚労委で全会一致で可決も、会期内成立は解散風で不透明

  • 2014-11-11
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[画像]特定社会保険労務士法案の全会一致での可決を宣言する、丸川珠代参議院厚生労働委員長、2014年11月11日(火)、参議院インターネット審議中継からスクリーンショット

 先の通常国会(前会)で衆議院を可決しながら、参議院で時間切れで、ギリギリ継続審査となっていた、

 特定社会保険労務士法案(社会保険労務士法改正案、186衆法41号) 

 が2014年平成26年11月11日(火)の参議院厚生労働委員会で審議入りしました。

 前回趣旨説明をした自民党衆議院議員が9月の内閣改造で政務三役になったこともあり、森英介自民党衆議院議員小宮山泰子・生活の党衆議院議員らが答弁にあたりました。

 今回は野党による質問がありました。

 民主党の津田弥太郎筆頭理事は、「(先の通常国会で)衆議院では質疑をしなかったが、閣法でも議員立法でも成立すれば法律になる。再考の府、良識の府参議院ではしっかり議論する」として、政府提出でないので、厚生労働省の審議会で、連合の意見を聞いていないことに釘をさしました。ただ、採決では賛成しました。

 この法律案は、特定社労士が、裁判で、弁護士の助太刀ができる法律案です。

 詳細については、先の通常国会中に書いた次のエントリーをごらんください(

特定社労士が裁判でも陳述 社会保険労務士法の改正案が衆委員会可決 継続審査に【追記有り】

)。 

 国会には、会期内両院一致の原則があることから、法案はあすの本会議で可決後に、再び衆議院に送る必要があります。しかし、衆議院厚生労働委員会は労働者派遣法改正案、感染症法改正案、危険ドラッグ禁止法案などが積み上がっており、自民党が乱暴な国会運営をしたり、安倍晋三首相が解散したりするような政治日程が予想され、会期内に成立することが確実とはいえません。ただ、同じ院の構成で、衆議院で全会一致、参議院で全会一致が連続する会期で示されていることから、衆議院でのていねいな取り扱いを希望したいところです。

  

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