
[写真]民主党の岡田克也代表=2015年2月13日と、国民の生活が第一(当時)結党大会にのぞむ小沢一郎代表と山岡賢次氏=2012年7月11日、ともに筆者(宮崎信行)撮影。
民主党の岡田克也代表(ネクスト総理)は平成27年2015年2月13日(金)の定例記者会見で、2007年参院選にのぞんだ「小沢一郎民主党代表・山岡賢次民主党財務委員長」を名指しで批判しました。
これは筆者が、同日付官報で、「政治団体・民主党」が1月19日付の届け出により、「代表者・岡田克也」に代わったことを政治資金規正法に基づき、総務大臣が公表したことに関連して、小川敏夫・会計責任者(党財務委員長)2012年12月から続投したことについて、たずねた質問です。
岡田さんは、一般論として「あまり長くやるのは好ましくない」としながらも、「小川敏夫さんはご経歴からして適任だし、代表がかわったとたんに、私の仲の良い人に代えるのは好ましくない」としました。
そのうえで、民主党財務委員長の役割として、「(政治資金を)集める役割と(政党助成金使途報告書と政治資金収支報告書などを)チェックする役割があります」としながらも、政権交代直後の陸山会事件の影響で、党本部や政治資金団体「国民改革協議会」への献金が「企業献金はまるっきりなくなってしまったし、個人献金がわずかにある程度だ」として、集める役割が、政権交代後に事実上なくなってしまったとの認識を示しました。
そのうえで、以前の代表時代は、集める役割の財務局長(前田武志さん)と、チェックする役割(郡司彰さん)がいたとして、
「小沢さんが代表になって、すぐに一緒にして、山岡さんを財務委員長にしてしまった」として、小沢代表の党組織改革を批判しました。
直近の報告書では、「政治団体・民主党」は年間286万円、 政治資金団体・国民改革協議会は年間484万円と、近代政党にありえない少なさ。陸山会事件の爪痕が色濃く残っています。民主党では、党員(年6000円)と、サポーター(2000円)は、総支部に入っています(その後県連・本部へ一部上納あり)。
ちなみに、「政治団体・自由民主党」は年間23億円、 政治資金団体・国民政治協会は年間25億円となっています。(ただし、国民政治協会から自民党への寄付は二重計算)。
二大政党の個人・企業・団体献金は、「800対1」の大差がついていて、これでは安倍ちゃんがやりたい放題にできる権力源を持つのは当然です。
岡田さんは、「もう少し長い目で見て、今後は考えてみたい」として、陸山会で信用を失った民主党の財務基盤と、政党交付金も含めた会計の透明性、アカウンタビリティ(説明能力)も含めた党のガバナンス(内部統制)改革に取り組む意欲を示しました。
なお、岡田さんは、郡司彰元経理局長が会長を務める「民主党・新緑風会」について、その自主性について、郡司会長に全面的にゆだねる考えを持っていると思われます。
岡田さんは記者会見で、細野豪志さんが主宰する「自誓会」のパーティーが月曜日に開かれるのではないかとの質問を受け、「案内はもらったが出席しない」と明言しました。








