参議院選挙制度改革のために、合区による特定選挙区を設ける、公職選挙法改正案提出

  • 2015-7-14
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(このエントリー記事の初投稿日時は、2015年7月16日で、それから14日付にバックデートしました)

 羽田雄一郎さんら、民主党公明党、無所属クラブ、生活の党と山本太郎となかまたちの4党の参議院幹事長らは、

 延長国会3週目となる、平成27年2015年7月14日(火)、1票の格差を2倍未満のための参議院選挙制度改革のための「公職選挙法改正案」(189参法10号)を提出しました。

 参議院で先に審議し、可決すれば、衆議院に送られ、両院の可決で公職選挙法が開催されます。会期は9月27日(日)までですが、安保法案(189閣法73号、189閣法74号)をめぐる与野党対立で、審議が長期間空転する可能性もあります。

 法案は、公職選挙法別表に定めた「選挙区」を、参議院発足以来の1県1区(旧地方区)から、複数の隣接県を1区にする合区を実施。さらに定数是正を組み合わせるため、日本全体で、選挙区、比例代表ともに、1票の格差を2倍未満にする法案です。

 合区県では、両県の選挙管理委員会が集まり、「参議院特定選挙区選挙管理委員会」を設け、その規則の策定を当該自治体に求めます。

 選挙区内でのマイク(拡声器)は、街頭宣伝カー(宣車)や練り歩き(桃太郎)などを通じて、同時期にマイク一つまでという、いわゆる「ワンマイク」規制がありますが、特定選挙区に限り、県の数と同じく、2つまでよい(ツーマイクス)規制になります。宣車、選挙事務所、街頭演説会場を示すのぼりも2つ使える特例を設けます。証紙の枚数なども緩和します。

 法律の施行は、成立し、公布された日から3か月以内の政令で定める日。来年2016年7月の第24回参議院議員通常選挙から適用されます。

 以下、私見を書きます。やはり、民主主義はシンプルイズベストであり、参議院は「半数改選」「任期6年」「解散なし」というだけで、すでに衆議院と比べて複雑です。この、半数改選、任期6年は、衆議院のみならず、地方議会にもありません。それだけで複雑なうえに、特定選挙区ができるとますます複雑になり、参議院の組織性、閉鎖性が高まります。

 このため、特定選挙区の新設を機に、将来的には、比例代表も廃止し、日本全国を11程度の特定選挙区にし、全国的組織の代表も、組織を持たない知名度が高い候補者も当落を争える制度にすべきだと、強く考えています。

 なお、この法案に書き込まれた、合区案、定数是正案は、ここに書くと、後々参照された方が混乱する可能性がありますので、あえて省きます。法案や制定法律は、選挙公示前までに、各々、ご確認ください。

 このエントリーは以上です。 

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