【平成28年2016年10月4日(火)衆議院本会議】
公報は午後5時設定、午後7時過ぎ開議となりました。
「平成28年度第2次補正予算案」が緊急上程。
浜田靖一委員長の報告の後、各党の討論となりました。
採決の結果、民共の反対、自公維の賛成多数で可決し、参議院に送られました。
この後、「地方交付税法等の改正法案」(190閣法1号)が議題に。竹内譲委員長(公明党)が委員長報告。討論は無く、発声による採決の後、異議無しの全会一致で可決し、参議院に送られました。
補正予算案の討論では、民進党の小山展弘さんが登壇し、「アベノミクスで廃業は増えている」と指摘しました。議場内交渉が、おこり、秋からの新しい議場内交渉係(議院運営委員会の理事で、筆頭以外らの指定した理事)が登壇し、事務局の阿部優子事務次長が対応するケースが短時間見られました。

[画像]本会議で登壇し討論演説する小山展弘さん、2016年10月4日、衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。
[画像]秋からの新しいメンバーによる、議場内交渉、議長に向かって左側、2016年10月4日、衆議院インターネット審議中継からスクリーンショット。
補正予算案が民共の反対、自公維の賛成多数で「可決すべきもの」と決まり、本会議に上程。
平成28年度第2次補正予算案は、審議4日目。集中審議(1日目)「安倍内閣の基本姿勢等」についてテレビ入りで午前9時から午後2時まで。
午後2時から締めくくり質疑になり、午後4時20分ごろ可決しました。
今次補正案では、一般会計から財政投融資特別会計に2・5兆円を繰り入れ、そのうち1・5兆円を鉄道・運輸機構から、JR東海へ融資。JR東海は、おそらく2046年ないし2055年の10年間、元金と利息を返済することになります。
締めくくり質疑では、共産党比例東海1位の1期生、本村伸子さんが質疑。強く反対し、「リニアへの負の影響はないのか」と安倍首相にただしましたが、首相は「大阪までの全線開通を最大8年間前倒しできる」と答弁しました。麻生財務相が「私はその頃100歳を過ぎている」と答弁すると、本村さんは「生きていてください。生きていて責任をとってください」と発言しました。
これに先立つ集中審議では、自民党の葉梨康弘さんが質問。葉梨さんは2005年初当選の「郵政チルドレン」で同期83名で唯一国対副委員長をつとめるなどしていました。元法務副大臣の葉梨さんは、SBS米について「おもにインターネット通販で、タイ産のインディカ米が5キロ1600円で売られている」とし、SBS米が国産米の価格に影響を与えていないと主張。「以前、スーパーがSBS米を1キロ250円で仕入れた」と紹介しました。私の試算でも、SBS米が国産米の価格を大きく下げていることはないと思います。SBS米は、量の問題だ、と考えます。
山本農相は「TPP対策での経営安定対策費は、今次補正予算案には計上されていない」と答弁しました。
葉梨さんは、「地方単独事業費は、平成25年から、毎年、増え続けている」とパネルで説明しました。安倍首相は「鉄道のホームドアの設置などが盛り込まれている」と語りました。
公明党の真山祐一さんは、「8月の台風など災害対策を聞きたい」としながらも、「質問通告と順番を入れ替えて、まず、福島復興から聞きたい」としました。
民進党の階猛さんが、台風被害でグループ補助金を使えないかたずねると、世耕経産相は「グループ補助金はサプライチェーンの寸断対策が前提だ」として、大震災以外では使えない、と答弁しました。
民進党の後藤祐一さんは、稲田防衛大臣に質問。稲田朋美さんにとっては2013年、大臣としての最初の答弁相手が後藤さんでした。稲田防衛相はほぼ末席である自席から答弁席までゆっくり歩いて、「後藤委員はいつも条文をきいてくるから言うが、25条です」とキレぎみに答弁しました。
締めくくり質疑では、民進党の大西健介さんが、「働き方改革は働かせ方改革であり、三者構成に反する」とし、塩崎厚労相は「厚生労働省へのご心配ありがとうございます」と答弁し、官邸主導での労働改革を推進するかまえを見せました。
上述の通り、本村伸子さんも質疑。
質疑は終局。
討論では、自、民、公、共、維の順でそれぞれの立場を表明しました。
採決し、自公維の賛成多数、民共の反対少数で「可決すべしもの」と決定。
この後、上述の通り、来週12日(水)午前8時55分から委員会を開く、と委員長が発表して散会しました。
ところで、質疑にはありませんでしたが、補正の中身ですが、私立の学校法人、研究機関への交付金が多く、文科省・文教族の予算取りの実力をうかがわせる内容となっています。
【平成28年2016年10月4日(火)衆議院総務委員会】
公明党の竹内譲委員長が就任あいさつ。竹内さんは当選4回ですが、2009年に元職として当選しているため、8期ないし2期が多い同党では、政務三役や委員長人事での出世は、与党復帰後早いようです。
政務三役が簡単にあいさつ。
「地方交付税法等の改正法案」(192閣法1号)が付託され、高市総務相から趣旨説明されました。質疑では全会一致で可決しました。
法案の内容は、地方交付税の特別交付金を今年度510億円増して交付させることが柱。公布日に施行へ。
質疑では、自民党の2012年初当選の2期生、古賀篤さんが登場。「質問の機会をいただきありがとうございます。総務政務官として、答弁する側から質問する側に帰ってきました。委員長や、総務省のみなさんは引き続きよろしくお願いします」と語りました。
同期の、金子めぐみ新政務官は「古賀委員はマイナンバー対策は、政務官時代にご尽力いただきました。ありがとうございました」とし、答弁しました。
野党側筆頭理事である議員は質疑の冒頭、「まずこの委員会の立ち上がりが異例のかたちになったことについて」お詫びしました。民進党の不可解な代表選により、国会審議に影響が出たようです。
社民党の吉川元さん(比例九州)は、第24回参院選で、大分選挙区内の労働組合事務所に大分県警が隠しカメラを設置した事案を質疑。警察庁は「組織内の2人の特定の人物に関する情報を得た大分県警が、設置したもの。きわめて不適正な捜査。大分県警を指導していく」と謝罪しました。
この後、討論はなく、採決。
自公民共維社の全会一致で可決しました。
【平成28年2016年10月4日(火)衆議院議院運営委員会】
本会議の段取りなど。
【平成28年2016年10月4日(火)参議院】
きょうはなし。
このエントリー記事の本文は以上です。
(C)宮崎信行 Nobuyuki Miyazaki
(https://miyazakinobuyuki.net/)
[お知らせはじめ]
宮崎信行の今後の政治日程(有料版)を発行しています。
このブログは以下のウェブサイトを活用して、エントリー(記事)を作成しています。
衆議院インターネット審議中継(衆議院TV)
参議院インターネット審議中継
国会会議録検索システム(国立国会図書館ウェブサイト)
衆議院議案(衆議院ウェブサイト)
各省庁の国会提出法案(閣法、各府省庁リンク)
日本法令索引(国立国会図書館)
インターネット版官報
[お知らせおわり]








