日本国民全員に利益がある「夢のTPP」ついに衆委可決、日本の承認確実に 民進党議員は自動車部品・農業で奮闘[きょうの国会]

  • 2016-11-4
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[写真]桜田門外で、絆創膏(緑丸)を忘れて、どや顔を決める筆者・宮崎信行。

衆議院環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会(衆TPP特)平成28年2016年11月4日(金)】

 すべての日本国民に利益がある、
 「TPP環太平洋パートナーシップ協定の条約承認を求めるの件(190条約8号)」
 「TPP国内実施法案のための特許法など一括改正法案(190閣法47号)」

 は、3月8日(火)の提出から8カ月たった、平成28年2016年11月4日(金)の午後4時20分頃、衆議院TPP特別委で採決され、自公維の賛成多数で承認されました。

 締めくくり質疑では、日本維新の会松浪健太さんが「山本農相の失言が続き、何度も同じ悪夢を見ているような思いだ。きょうの冒頭も、山本農相の謝罪があったが、開会に抗議する民共の怒号にかき消されて聞こえなかったので、もう一度言ってほしい」と促しました。

 討論では、自民党の山本ともひろさんが「中小企業にもメリットがある」、公明党の大富豪の岡本三成さんが「今後もていねいな説明と国内対策を求める」としました。日本維新の会松浪健太さんが登場すると、混乱する委員長席に向かって「武士の情けだ。野党の討論の時ぐらいは静かになりなさい」と長老の先生のようなことを言いましたが、その声は届きませんでした。

 国会史上、委員会で可決した法案が本会議で議題にならなかったことは衆参ねじれの2008年ガソリン国会で一度あるだけで、27年ぶり衆参単独過半数の今国会では、このまま国会の議決になることは確実。

 一方、民進党議員も、自動車部品や、農業で働く人々の利益を守るために、必死の攻防を繰り広げたことは特筆に値します。

 TPP賛成派の私は、昨秋、桜田門外でどや顔をしましたが、なんとこの写真、絆創膏をしたままであることを忘れていました。与党の先生方は選挙が終われば膏薬(公約)をすぐに忘れますが、生傷の絶えない日々を送る私も、TPP発効後に、絆創膏の痛みは忘れない人間でありたいと存じます。

衆議院厚生労働委員会 平成28年2016年11月4日(金)】

 「年金持続可能性向上法案」(190閣法54号)

 自民党山下貴司さんは、与党の、第一委員室でない分館の委員会では珍しくパネルを使って解説。

 4年前の審議で、「岡田克也副総理(当時)は年金マクロスライドで年金が破綻することは無いと答弁している」と指摘。これについて、名指しを避けながらも、「民進党政調会長は年金は既に破綻している、と言った。彼は大学の同級生で人格識見に優れていると思っていたが、残念だ」とし、蓮舫執行部の大串博志さんによる「既に破綻」発言を批判しました。私も同感です。

 自民党村井英樹さんは今次改正法案では見送られている、GPIFのインハウス運用について質疑。同党の橋本岳厚生労働副大臣は「村井さんは党内で多く発言していただいた」と応じました。

 日本維新の会河野正美さんも試算を出すよう求めながら質疑をしました。次回は公報で知らせることにして、散会しました。

衆議院本会議 平成28年2016年11月4日(金)】

 午後1時に設定されていましたが、午後7時過ぎに流会が決まりました。

 けさ、ある新聞の1面トップで「パリ協定きょう発効」とありましたが、来週火曜日以降に持ち越されました。

 給与法案のうち、一般職、特別職、裁判官、検察官の法案も4日以上、参議院への送付が遅れます。

 あまり話題になっていませんが、消費税10%の施行日を延期する法案は、国税地方税とも、4日以降、参への送付が遅れます。

参議院 平成28年2016年11月4日(金)】

 審議はありませんでした。

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