平成29年度予算案は、14日目(そのうち一般質疑4日、集中審議3日)。
分科会となりました。
第一分科会ないし第八分科会が、午前8時から、午後5時前後まで開かれました。 あす午前9時から昼前後まで、8つとも開かれる見通し。
午前8時ちょうどに、第六分科会(農水省)の野中厚主査(埼玉12区、2期、自民党平成研究会)からスタート。第一分科会(内閣など)では、皇室費の説明で、宮内庁長官が、「(三笠宮)崇仁親王の薨去で、年1500億円減る」と説明。第四分科会(文部科学省など)では、話題になっている、文科省天下り問題をめぐって、松野博一大臣とのやり取りが相次ぎました。午前8時半過ぎには、第三分科会(財務省など)で、自民党の神田憲次さんが「麻生大臣は午前9時から7時間コースで野党だけの質疑があると聞いている」とし、冒頭で、麻生太郎大臣に財政金融委員会に備えて退席してほしいとアシストしました。
第八分科会は、国土交通予算。石井啓一大臣を赤羽一嘉主査が支える公明党コンビに。自民党10期生の金子一義さんは「私は自民党住宅調査会会長だ。自民党の国土交通部会は人が入るが、空き家対策が議題だと、部屋から人があふれそうだ」と語り、空き家バンクの推進を促しました。
第一分科会(内閣府など)では、自民党の中村裕之さんが「北海道ニセコ町では、ベッドメイクや掃除など、ホテル・コンドミニアムの時給が1300円を超えている」と紹介し、正規社員を中心とする連合と使用者側との賃金改定に頼らず、非正規の待遇改善を要求。加藤勝信働き方改革担当相が「欧州は、正規非正規が、100対99くらいのなのに、日本は100対60くらいだ」とし、日本は非正規率が低いとしながらも、善処を確約しました。
第六分科会(農水省など)では、民進党の鷲尾英一郎さん(新潟2区=佐渡島含む)が「農地の流動化をめぐっては、高齢で田んぼを手放しても、直接払いが無いと、手放しても引き受ける担い手がいないのではないか」とし、今国会の対決案件となると思われる、収入保険法案(未提出)の先取りがありました。
第六分科会では、自民党内のかけひきもひられ、新潟3区比例の2期生、斎藤洋明さんは「自民党の平成29年度税制改正大綱で、「平成30年に成案を得る」となった、森林環境税。市町村が主体となって林業整備をするために必要な税であり、ぜひ実現してほしい」と語り、林野庁長官が「重要な施策であり、税制改正大綱で示された論点の点検を進める」と応じました。
久しぶりに2日間(1日半)開催となった分科会ですが、地元の質問は少なかったようです。第47期衆議院は、自民公維の1期生が少なく、共の1期生だけが多い構成。これを反映したということかもしれません。
【衆議院財務金融委員会 平成29年2017年2月22日(水)】
「所得税法など平成29年度税制改正法案」(193閣法6号)。閣法のみの審議となりました。
野党のみ7時間コースとなりました。
民進党の福田昭夫さんは「社会保険料との考慮も必要だ」と強調。民進党の木内孝胤さんは「日米経済対話では、フランク・ドット金融強化法(融資総量の上限を設ける)を日本に求めてくるのではないか」と問い、麻生副総理もその見立てに同調しました。
共産党の宮本徹さんは「富裕税をフローでもストックでも設けるべきだ」とし、麻生大臣は「株の配当の税率を引き上げたばかりだ」と理解を求めました。共産党の宮本岳志さんは、「日米経済対話は止めるべきだ」と訴えました。
今次税制改正法案は、比較的小ぶりな改正であり、議論は深まらないというか、煮詰まったというか、熟してきたという印象を、私は持ちました。民進党対案(193衆法2号)はぜひ審議入りしてほしいところです。次回は24日金曜日午前9時から。
週明けに、予算案と一体的に税制改正法案も処理されるムードが漂ってきました。
【参議院国際経済・外交に関する調査会】
アジア太平洋の平和について、大橋参考人らと、2時間半強のやりとりをしました。
【参議院国民生活・経済に関する調査会】
格差の無い経済社会について、樋口美雄さんらと3時間前後の質疑がありました。
【参議院資源エネルギーに関する調査会】
新しい時代の我が国のエネルギーについて、大学院研究科委員長らと2時間半強議論。金子原二郎会長が「今後の参考にしたい」とお礼をして、散会しました。
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(C)2017 宮崎信行 Nobuyuki Miyazaki
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