[きょうの国会]「2泊3日形式」の基本的質疑で、公文書管理で批判は強まる、参予算委、一般質疑もスタート

  • 2017-3-2
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参議院予算委員会 平成29年2017年3月2日(木)】

 28日午後1時から午後5時まで、1日午前9時から午後5時まで、2日午前9時から、11時台半ばまで。という珍しい「2泊3日形式」の基本的質疑が終わりました。その後、一般質疑がありました。

 平成29年度予算案は4日目となりました。カウントは重複しますが、基本的質疑が3日目、一般質疑が1日目となりました。

 理事会が長引いたようで、午前9時3分頃から開会しました。参議院は第1理事会室と第1委員会室が、斜め向かい、の位置関係にあるので、NHK技術スタッフが「理事会が遅れそうです!」と電話で絶叫するさまが時折見られ、新聞記者や、国会担当の若手官僚(通称・廊下トンビ)が「私たちは3分程度遅れても報告しなくていいのに、NHKさんはご苦労なことだな」とささやき合う光景が、毎年3月にあります。きょうがどうだったかは知りません。

 テレビ入り予算委は、前日の小池書記局長の続きから始まるという異例のパターン。この間、前日の「ある議員事務所」が、鴻池事務所(麻生派麻生内閣官房副長官)だったことが、ご自身の参議院麹町議員宿舎のたぶん2階にある部屋での緊急記者対応で明らかになりました。

 小池さんはまず、「私たちは、情報源を守る」としながらも、鴻池さんが自ら発表したとしました。鴻池・地元事務所はしっかりしたところのようで、「陳情整理報告書」というものを作成しているようです。小池さんはこれを手にしながら「政府の公式発表だけでは審議は深まらないのです」と強調しました。きょうも、佐川理財局長が答弁する場面が目立ちました。

 午後の部は、一般質疑1日目でした。民進党福山哲郎さんは登場するやいなや、「森友学園について聞きます」。財務省の近畿財務局がやりとり文書を廃棄した、としていることについて、「財務省文書管理規程を入手して、全部読んだが、違うのではないか」とただしました。福山さんは、学校法人には本来使えないはずの、10年分割払いを財務省が認めたことから、10年間は保存する趣旨のものではないか、と指摘しました。この後は、金田法相について、前日、法案の案の全文が報じられた、共謀罪法案について質問。この後の、杉尾秀哉さんがまず、今日発売の週刊文春の内容をそのまま質問したのは面食らいました。先輩のご指導が入るのでしょうか。

 小池さんは「政府の公式発表だけでは審議は踏まらない」と強調しましたが、福山さんは「誠実な答弁と誠実な資料提供をお願いしたい」と強調しました。どちらもその通りだと思います。

 これ、1人の納税者が国家賠償請求(国賠)したとして、財務省は裁判で証拠が出せるんでしょうか、ということが気になっています。

 会計検査院に対して、参議院予算委員会として、特定事項の会計検査の要求を議決するよう、委員長らに求めました。

 この後、2月に衆議院で予算審議中の時間を活用して、行った、山形県への委員派遣の報告がありました。舟山康江さんが報告しました。

 あすは午前10時から。参議院常任委員会の定刻は午前10時です。一般質疑2日目。週明けの月曜日は、集中審議「財政・内外の諸情勢について」が予定されています。安倍首相・自民党総裁にとっては、総裁任期延長(3期9年まで)を勝ち取った翌朝の審議となります。

衆議院東日本大震災復興特別委員会 平成29年2017年3月2日(木)】

 東日本大震災の総合的な対策に関する調査として、今村雅弘復興相が所信を述べました。

 今村復興相は「4月から復興創生期間の2年目になる」とし「生活に密着したインフラの復旧はほとんど終わったが、なりわいの回復などはこれから」とし、「長期避難者は、42万人から12万に減った」と語りました。

 橘副大臣が来年度の予算説明をし、医療再建が0・1兆円、復興道路など公共事業が0・8兆円、なりわいの回復が0・1兆円、原子力災害による避難区域の解除に向けた施策で0・8兆円になるとしました。

 今国会で、福島復興特別措置法改正案(193閣法19号)が審査されると思います。

 この委員会は、一昨年頃から、政府提出の法案がなかったり、前大臣の疑惑隠しなどの思惑が働いたようで、開催そのものが少なく、委員から批判を浴びましたが、今国会は上述の法案があることもあり、3月2日という早いタイミングでの所信表明ができたようです。

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