
[画像]桜井充さん、2017年6月1日、参議院インターネット審議中継からスクリーンショット。
昨夏、減員1人区で議席を守った、民進党の桜井充(櫻井充)元政調会長は、平成29年2017年6月1日(木)の参議院内閣委員会で、
「竹中平蔵のどこが有識者だ?」と、国家戦略特区諮問会議の在り方を批判しました。
山本幸三・国家戦略特区担当大臣は、「人物の評価はしない」と答弁しました。
議題は、「特区法改正案(国家戦略特区法及び構造改革特区法改正法案)」(193閣法54号)。
桜井さんは、党内プロジェクトチーム共同座長をつとめる、学校法人加計学園による、岡山理科大学獣医学部特区(愛媛県今治市)について質問。桜井さんは「与党・自民党内の事前審査はあったのか」と問うと、山本大臣は「文部科学省がしているのではないか」として、不明だとしました。この件に関しては、文科省の事務次官経験者や高等教育局関係者が、事前に「無理だ」として内閣府に振った、との文書が関心事となっています。
桜井さんは「自民党も、官僚もかわいそうだ」と、官邸・特区諮問会議を批判しました。
桜井さんは「与党の事前審査もせず、竹中平蔵や、八代尚宏ごときが決めたことだ。竹中平蔵が推進した郵政民営化は、与党・自民党が事前審査で(一度は)止めたでしょう。第一、竹中平蔵は、人材派遣会社(パソナ)の経営者だ」として、労働、農業改革を進める特区全体を批判しました。
山本大臣が「竹中さんは有識者議員として、諮問会議に参加している」と答弁すると、桜井さんは「竹中平蔵のどこが有識者だ?」と問いました。
◇
ところで、きょうは、当ブログ内の、特区(国家戦略特区及び構造改革特区)に関するエントリーへのアクセスが増えています。
もともとは、私が勤めていた株式会社日本経済新聞社が、2002年ごろから、最初の特区で、容積率緩和特区として、東京都庁指定の、大手町1丁目地区都市再生特区、D-1街区として、経団連・JA・日経で、30階建ての高層ビルを建てたことから、「皇居周辺の天皇陛下のお空を売るな」「貸借対照表の土地1000億円の評価は高過ぎ」と考えていて、ずっと問題意識を持ってきました。
その後、あす公布される改正民法について、その前段階で、「公証人が喫茶店でも外国人経営者の新法人登記の公証をできる特区」というニッチな特区が入ったことで、「融資の連帯保証の公正証書(手数料1万1000円)」の特区として、各銀行の窓口に「箱男」のように公証人が常在する特区へ広がるのではないか、との懸念を表明しました。この辺のいろいろな問題意識が、この6月に重なってきたため、関心が集まっているようです。とにかく、関連エントリーのリンクを張りますが、何年の国会に提出された法案なのかは留意してください。
国家戦略特区法改正案、今国会に再提出へ 「公証人特区」は「民法連帯保証改正法案」とのかねあいで削除を
都市緑地法及び都市公園法改正法案提出、公園の整備・カフェを民間に開放する新自由主義、おととしの「公園内保育所特区」はわずか2年で全国恒久法に【追記有】
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