東徹さんら維新「政府案反対、維新・希望の党案採用を」野党色強まり、国民党「政府案に賛成、附帯決議案提出」に批判の野次飛ぶ、受動喫煙防止の健康増進法改正案可決、IRカジノ実施法案審議続く

  • 2018-7-12
  • 東徹さんら維新「政府案反対、維新・希望の党案採用を」野党色強まり、国民党「政府案に賛成、附帯決議案提出」に批判の野次飛ぶ、受動喫煙防止の健康増進法改正案可決、IRカジノ実施法案審議続く はコメントを受け付けていません

(正午過ぎに初投稿で、午後7時前に更新)

 おととい維新が単独で特別委員長不信任決議案を提出したことで法案採決が一日遅れたことについて、きのう自民党吉田博美幹事長が「維新は自民党に協力してくれるものだと思っていたが反省する」という趣旨の発言をしたと報じられました。

 ある野党指導者(衆議院議員)は先月「国会では維新は与党と考える」と講演しましたが、きめつけはよくないと思います。人間関係を考えて、有権者を裏切らない限り、あらゆる可能性をさぐるべきです。しかし、私は前々から、維新のうち、修正路線で自民党をアシストしているのは、馬場伸幸幹事長や遠藤敬国対委員長、丸山代議士ら、「大阪府内だけど大阪市外の衆議院議員」だと思っていました。浅田均さん、東徹さんの「大阪府内かつ大阪市内の参議院議員」は野党色を強めています。4人区ですし、思う存分暴れてほしいです。

 受動喫煙防止の法案では、衆議院と同様とはいえ、維新が立共とともに反対し、国民が自公とともに賛成。国民が朗読した付帯決議の採決では、「反対!反対!」の大声が、おそらく野党委員から上がりました。

参議院厚生労働委員会 同日】

 政府提出の健康増進法改正案」(196閣法47号)松沢成文希望の党代表と維新の提出の「健康増進法改正案」(196参法19号)。

 政府案だけ質疑終局が宣言され、討論となりました。

 維新の東徹さんは政府案に反対し、「政府案は骨抜き、大阪府はより厳しい条例をつくろうとしており、国は参考にすべし。維新が希望の党と提出した法案を審議してもらった」とし、維新と松沢さんの共同提出の法案を採用するよう呼びかけました。

 採決の結果、立憲・共産・維新の反対、自民・公明・国民の賛成多数で可決しました。あすにも成立のはこび。附帯決議は、国民の小林正夫さん(3期、電力総連・東京電力労組)が読み上げましたが、採決では、大声で「反対!、反対!」と叫ぶ人がいて、全会一致にはなりませんでした。少なくとも維新の東徹さんは反対しました。これも、国民が自公をアシストしているとする野党分裂が影響しているとみられます。国民党は「新緑風会」から継続している会派なので、事務局長などが自公と気脈を通じているのかもしれません、ちょっとこのところ、参議院内に行けていませんので、取材不足ですが。首脳級に聞くと、重鎮議員の相次ぐ引退で、新緑風会は統制が利いていないそうです。

 附帯決議ですが、働き方改革関連法では厚労省にくぎをさすことが大事ですが、受動喫煙防止は、基本的に都県庁の仕事ですし、あまり意味が無い。それから政府案の質疑では、朝、先輩が後輩に喫煙所に連れ出すことは違法ではないとのことです。討論で共産は学校が規制されていないのを問題視しました。あすにも成立の見通しの改正健康増進法ですが、施行日は2020年であり、2019年東京ラグビーワールドカップ大会には間に合わないことになります。

 来週火曜日からは、「水道法改正案」(196閣法48号)が審議されるのであろうと予想されます。

参議院内閣委員会 同日】

  「IRカジノ施設実施法案」(196閣法64号)の審議。

 石井啓一国土交通大臣(兼)内閣府IRカジノ担当相。共産党大門実紀史さんは「私の質問時間の35分間だけでも、平成30年7月豪雨の国交省との連絡の時間に使ったらどうか」と提案。石井大臣は「委員会のお許しがあれば」と応じましたが、けっきょく出席し続けました。

 豪雨被害が始まりだしたころに、衆議院赤坂議員宿舎で、自民党のベテラン・中堅・若手議員の「赤坂自民亭」に、安倍晋三首相(自民党総裁)が出席。西村康稔内閣官房副長官自民党衆議院議員)がツイッターに写真を挙げたことで批判を浴びました。これにつて、西村さんは「誤解を与えた」などとして陳謝。質問した立憲の相原久美子さんは「誤解を与えたという問題ではない」とたしなめました。けさ発売の週刊文春が海外カジノ業者から、岩屋毅さん、細田博之さんらがパーティー券を買ってもらっていると報じ、その中で、西村さんの名前も登場。西村さんは大門さんから事実関係をただされました。

 あすは参考人質疑を開くことを決めて、散会。

 あすは本会議が設定されていませんので、いずれにせよ、成立は来週以降に。

衆議院 平成30年2018年7月12日(木)】

 ありません。

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