
[写真]日の丸の無い財務省、2018年9月20日5時54分、宮崎信行撮影、赤丸は私が加筆。
財務省から日の丸が消えました。
といっても、この写真は冗談で、朝の午前5時54分に撮影したので、まだ国旗が掲揚されていない財務省本省の写真です。
本庶祐・京大名誉教授がノーベル医学生理学賞に選ばれました。
小野薬品工業が販売している、「オプジーボ」の基となった技術です。
これは、安倍晋三内閣の3つ目の矢「成長戦略」の司令塔「経済財政諮問会議」が2年前、薬価を半分にしました。
安倍さんは「平成29年度予算編成の基本方針」としてこう語りました。
「社会保障改革と地方行財政改革について議論しました。まず、薬価について、オプジーボの価格を、来年2月から早速、5割引き下げることといたしました」
と。
財務省が進める「社会保障改革」の2年前の目玉が「まず、オプジーボを半額にする」だったのです。
ちゃんちゃらおかしい話です。
これにより、小野薬品の売上高は半減します。なんらかの本庶先生への知的財産に関する資源の移転も細ったのかもしれません。財務省はノーベル賞の賞金は所得税完全非課税としていますが、ここ2年間の本庶先生の所得税額や小野薬品の法人税額はそれ以上に減ったかもしれません。
薬価を半額にしたら、使える人も増えるかもしれません。しかし、それは保険適用の対象などを見直すべきです。
オプジーボは、ひょっとすると、すべての癌に使えるのではないか、との観測が出ています。開発費用の回収期間が2倍となった小野薬品にとっては、規模を拡大する資金がやや細ったことになります。
日本初の画期的発明の世界的な展開を遅らせたのは、財務省の大罪です。この背景には、民間議員である、武田薬品工業の長谷川閑史元社長や、菅義偉官房長官らの動きがあったとの見方もあります。武田薬品工業や小野薬品工業よりも10倍以上大きい会社です。仮にオプジーボが武田の製品だったら薬価は変わらなかったでしょう。
財務省は社会保障費を削ろうとしますが、医師の所得税、介護従事者の所得税、保育士の所得税などが減ることになるかもしれません。オプジーボに関しては、確実に、法人税収を大きく失ったでしょう。
財務省は、まったく間違っていますから、とりあえず、まずしっかりと自信を失ってください。
蛇足ですが、きょうからNHKの連続テレビ小説「まんぷく」が始まりました。主人公の夫は、安藤百福さんで、チキンラーメンの発明でノーベル医学生理学賞とノーベル平和賞を同時受賞してもよかったと思います。そして、主人公の子の(1人)である安藤宏基さんは、大阪教育大学付属池田高等学校の出身で、岡田克也前副総理の同窓生になります。
このエントリーの本文記事は以上です。
[お知らせはじめ]
宮崎信行の今後の政治日程(有料版)を発行しています。国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読ください。
このブログは以下のウェブサイトを活用しエントリー(記事)を作成しています。
衆議院インターネット審議中継(衆議院TV) 参議院インターネット審議中継 国会会議録検索システム(国立国会図書館) 衆議院議案(衆議院事務局) 今国会情報(参議院事務局) 各省庁の国会提出法案(閣法、各府省庁リンク) 政党インターネット資料収集保存事業 「WARP」(国立国会図書館) 予算書・決算書データベース(財務省ウェブサイト) インターネット版官報
[お知らせおわり]
tags
(C)2018年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki 2018








