「GAFA規制法案」の提出も辞さない構え、首相「未来投資会議」で、一方的な高い利用料変更や、データ独占など牽制

  • 2019-2-14
  • 「GAFA規制法案」の提出も辞さない構え、首相「未来投資会議」で、一方的な高い利用料変更や、データ独占など牽制 はコメントを受け付けていません

[写真]安倍晋三首相、おととし2017年6月、東京都内で、宮崎信行撮影。

 安倍晋三首相(自民党総裁)はゆうべ、平成31年2019年2月13日(水)に首相官邸で開かれた「第23回未来投資会議」で、「GAFAを規制する法律案」を検討することを明言しました。

  首相は「デジタル・プラットフォーム企業は、中小・小規模事業者、ベンチャーや個人の利用者にとって、国際市場などへのアクセスの可能性を飛躍的に高めます。一方、利用者にとって、個別交渉が困難、規約が一方的に変更される、利用料が高い、といった声も聞かれます」と語り、

 「このため、取引慣行の透明性や公正性確保に向けた、法制又はガイドラインの整備を図る必要があります」

 とし、法制化の検討を明言しました。

 これを受けたけさの新聞各紙の報道では、夏の成長戦略に盛り込み、秋には内閣官房総務省経済産業省公正取引委員会個人情報保護委員会の混成による部署を創設。朝日新聞は、来年2020年中に法案が提出されることもありうるとの観測を報じました。

 首相らに配られた資料には、「デジタル・プラットフォーム企業」として、グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、アリババ、バイドゥを名指し。米本社のGAFAのみならず、中国に本社があるアリババ、バイドゥも対象になるかもしれません。

 これとは別に、同日、総務省のプラットフォームサービスに関する研究会も中間報告案を議論。電気通信事業法にもとづくインターネット通信事業者で、国内に通信設備がない海外事業者を規制する法案の整備の必要性に言及した、とみられます。名指しはされないと思いますが、米ラスベガスにある、「FC2」ブログなどが規制の対象に加わるものとみられます。

 GAFAを規制する法律案の整備については、世界的な注目を集めることも予想されます。税務当局が、内閣官房での作業に興味を持つこともありそうです。

このエントリーの本文記事は以上です。

[お知らせはじめ]

宮崎信行の今後の政治日程(有料版)を発行しています。国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読ください。 

このブログは以下のウェブサイトを活用しエントリー(記事)を作成しています。

衆議院インターネット審議中継(衆議院TV) 参議院インターネット審議中継 国会会議録検索システム(国立国会図書館) 衆議院議案(衆議院事務局) 今国会情報(参議院事務局) 各省庁の国会提出法案(閣法、各府省庁リンク) 政党インターネット資料収集保存事業 「WARP」(国立国会図書館) 予算書・決算書データベース(財務省ウェブサイト) インターネット版官報

[お知らせおわり]

tags 

(C)2019年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki 2019

関連記事

コメントは利用できません。

アーカイブ

運営会社
宮﨑機械株式会社
©2008~

ページ上部へ戻る