
北海道1区選出の道下大樹さんはきょうの衆議院国土交通委員会で、先週2020年5月19日に84歳で亡くなった、松田昌士・元JR東日本社長を「北海道の応援団長だった」と哀悼しました。
道下さんは「先日、北海道出身でJR東日本の社長、会長をつとめられた松田昌士さんが亡くなりました。北海道の応援団長で、北海道はもともと開拓の精神を持っているので、やればできる、と言われていました。経営難のJR北海道にもいくどとなくアドバイスをされていた。この場をお借りして、心からご冥福をお祈りし、北海道の鉄路を守る決意を新たにしたい」と語りました。
国土交通大臣に対する一般質疑での発言。道下さんは、衆議院議長や北海道知事をつとめた横路孝弘さんの後継者として前回衆院選の小選挙区で初当選。立憲民主党所属。
松田さんは北大法学部や北海道大学院を卒業後に、日本国有鉄道に入社した経営企画部門で若くして「国鉄三羽烏」と称されました。国鉄分割民営化ではJR東日本に入社。1993年に代表取締役社長、2000年に代表取締役会長に就任し、事実上一貫して経営トップの地位にありました。しかし、2005年に羽越線の車両が橋の下からの突風で転覆する死亡事故が発生。翌日、黄色いヘルメットを被り現場を視察した松田さんはテレビカメラの前で「責任を取るか」と問われ「人様の命を預かる鉄道会社のトップについたときからその心構えですから」と辞任すると即答。同年におきたJR西日本事故で経営陣の去就が信頼を失った対応との違いが際立ちました。そもそも、会長辞任を知る人がいないほど静かに報道は収束。その後、羽越線死亡事故は下からの突風は自然災害だとして死亡した運転手らの業務上過失致死は無罪だと刑事で確定しました。
松田さんは、同じ道産子で、北海道大学・大学院の先輩にあたる、横浜市長(元建設事務次官)高秀秀信さんからこわれて、2002年に、横浜観光コンベンションビューローの理事長もつとめました。








