あす(7/28)は異例の長尺10分バージョンの政府報告に、衆参災害対策特別委、「西は熊本・長崎から東は長野まで」の令和2年7月豪雨

  • 2020-7-27
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[写真]内閣府防災担当が入る合同庁舎8号館、いわゆる「霞が関」だが住所は東京都千代田区永田町1丁目。

 10分という異例の長尺の政府報告となりそうです。

 衆議院災害対策特別委員会災害対策特別委員会は、あす(28日)閉会中審査を開きます。今月3日頃から、人吉市など川辺川流域を中心として、台風ではなく梅雨前線が停滞して「線状降水帯」というものができたことで集中豪雨が起き、76名以上が亡くなりました。気象庁は「令和2年7月豪雨」と命名しました。

 西は長崎・熊本から東は長野県まで死者が出る台風以外の集中豪雨ではおそらく史上初の広範囲な災害となりました。もはや「本激」「局激」などと言っている場合ではなさそう。そして一昨日も、長崎県内の観光地の滝で県都在住の母娘が地盤の緩みによる崖崩れで死亡。同県は令和2年7月豪雨の被害者だと認定し、死亡者は76名となっています。県の認定ということで、私も災害対策基本法など防災六法を少し勉強しないといけないような気がしてきました。

 私たちが直面している新型コロナウイルス感染症の不要不急の県外移動は避けてという知事の要請とは別に、水平避難、垂直避難の在り方など、一人一人の自主性が重んじられそうです。段ボール型ベッドが便利なようで進化しています。が、コロナで県外からボランティアが入ってこず、泥のかきだしができなかったり、災害廃棄物の処分で環境省がてんやわんやになっているようです。

 大臣の政府報告は、通例3分程度のことが多いかと考えます。私は「西は長崎・熊本、南は鹿児島、北は九州島に限っては福岡、東(と北)は岐阜・長野まで」という未曽有の広範囲な災害を、内閣府防災がどうやってまとめるか注目していましたが、10分間のロングバージョンとなりました。ある意味当然かも。これに対して与野党が衆参とも3時間ずつ質問します。

 衆議院では熊本の日本新党1期生・矢上雅義さんが登場。参議院では熊本の馬場成至さんや、大分県基礎自治体に詳しい吉田忠智さんが登場し、市町村のマンパワー不足についても問いただします。

 また、住宅ローンの残債の平均値が20歳代で10年前の2・5倍となっており、自分の命を住宅もろとも投げ捨てようとするような人が増えることが予想され、防災行政は大きく変わりそうです。

 政府は来年の通常国会災害対策基本法改正案を提出するはこびで、県外への避難のために鉄道事業者に運行を依頼することができるようにするなどの改正が盛り込まれそう。

 今週は、もともとの予定で、衆参の国土交通委員会の閉会中審査もあります。こちらは「GoToトラベル」一辺倒となりそうですが、防災の話も出そうです。

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