
毎年非常に気になる表現があります。
「過去最大の概算要求」という見出しです。
商品経済はインフレしなければなりたたず、概算要求ベースで名目実額が前年比過去最大になるのは当たり前のことです。
平成6年度は民間269兆円、政府76兆円で、30年度は民間304兆円、政府108兆円。
私・宮崎信行が日本経済新聞記者だったころは「過去最大」「史上最多」との草稿の表現を「調査開始以来最大」「○○省○○課は、史上最多ではないか、と話している」とデスクに書き直されることは建設作業現場で親方から始動されるような日常でした。
毎年の報道を見ていると、「史上最大の予算が国会で成立した」と見だしをとりながらも、文章中で「史上最多」という表現がないから見出しになっていることもあります。
9月末日の翌日の報道や、12月下旬の政府原案、1月の国会提出、2月の衆議院通過、3月の成立とも、「過去最大」でなく「前年度比○%増加の予算」という表現をしてほしいと思います。
マスコミも、こびりついたデフレマインドから脱却しましょう!
以上です。






