
[写真]岡田克也前副総理と李克強・中国新首相、2008年7月、岡田かつやTALK-ABOUTから。
岡田かつや、ロングロングウェイ。は、以前と同じカテゴリー名「岡田克也、旅の途中」に改名します。
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中国大使館ホームページによると、「開会中の中国第12期全国人民代表大会(全人代)第1回会議の第5回全体会議が15日午前、北京の人民大会堂で開かれ、李克強氏を首相にすることが決定」しました。
昨年来の報道の通り、習近平さん(59)が国家副主席から国家主席(兼)中国共産党総書記に昇格。李克強さん(57)が副首相から首相(国務院総理)に昇格しました。中国では共産党大会は5年に1度ですから、向こう5年間は習国家主席、李首相の体制が続くはずです。中国大使館のホームページの書きぶりですと、「習近平国家主席は第1号主席令に署名し、会議の決定に基づき、李克強氏を首相に任命した。」とあります。太子党の習さんと、共青団出身の李さんの権力闘争は、習さんの勝利で終わりました。
話は変わりますが、バチカンではローマ法王ベネディクト16世(ドイツ出身)が2013年2月28日に退位し、3月19日、第266代教皇にアルゼンチン出身の枢機卿が、フランシスコ1世として即位します。英語では「フランシス」という発音になるようですが、初めてのアメリカ大陸出身の法王になります。私は、黒人法王かとも思いましたが、大西洋側のアルゼンチンとはいえ、アメリカ大陸は言うまでもなく環太平洋。アメリカ合衆国のサンフランシスコの地名の由来と同じようです。横浜開港以来150年間、サンフランシスコでの日系人収容所と太平洋戦争という一時期をのぞけば、日米に横たわる太平洋は常に平和な海であり、豊穣の海でした。まさに太平洋の時代が名実ともに到来したといえ、武者震いを感じます。
さて、中国に戻ります。習国家主席は小沢一郎さんと仲が良く、李首相は岡田克也さんと仲が良かったので、この代理戦争は小沢さんの勝ちということになりました。ただ、やはり国民の間では、二世議員である太子党への反発があるようで、李首相には朱鎔基元首相のようにリーダーシップある首相になってほしいとの声もある、と報じられています。
岡田さんは野党時代から李さんと仲が良く、「李さんとは、ここ10年ぐらいになりますが、なるべくお付き合いを深めようということで、6回か7回お会いをしてきました」「階段を上がるごとに、人間のスケールが大きくなって成長してこられたということを感じながら、お付き合いをさせていただいていました」と語っていました。
岡田さんの曾祖父にあたる三重県三重郡最大の旧家である高田隆平さんが、孫文の支持グループの一員として、孫文を泊めたことがあり、岡田さんは衆院議員になってから孫文に興味を持っています。当時の日本は日露戦争で勝利したバブル期で、莫大な外債があることも知らずに、勝利の美酒に浮かれていた時代です。
日本はプラザ合意によるバブル景気が崩壊したジリ貧から、東日本大震災による原発停止でドカ貧になっています。力強く、太平洋へと、大陸へと、国を開いていかなければなりません。
人生チャンスは一度きり。そう心得るべきです。でも、あきらめたらそこで終わりだし、国は生き続ける。孫文は8回失敗して9回目に辛亥革命を成し遂げたそうです。私たちもまだまだ、旅の途中です。

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