平野達男復興大臣を岩手4区から出馬させよう 小沢一郎追い落とし 北上市出身、県連分裂で参院選は不利に

  • 2012-7-12
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[写真]平野達男興大臣、2012年5月、都内、筆者撮影。

 民主党岩手県連が分裂しました。報道によると、達増拓也知事が離党届を提出し、県会の民主党会派23県議のうち県連幹事長10県議も同時に離党を届け出ました。それでも県会第一会派は維持でき、自民党が第2会派、国民の生活が第一が第3会派になる見通しのようです。

 とはいえ、これで第23回参院選(2013年7月29日任期満了)について、日本の国益にとって大きな懸念が生じました。

 岩手選挙区(1人区)で改選を迎える平野達男復興大臣のことです。

 平野さんは意外にも当選2回勤続11年58歳という中堅です。「3・11」という国難のなか、危機管理能力がない社会党出身のベテランが被災地知事に対する暴言の責任をとって辞任した後、副大臣から大臣に昇格しました。復興庁設置法の規定にもとづき、平野さんの官職は「復興大臣」が正式な名前です。

 民主党政権では自民党政権と違い、参院1期生の蓮舫さん、衆院4期生の長妻昭さん、衆院3期生の馬淵澄夫さん、30歳代の細野豪志さんらが入閣するなど自民党政権の派閥順送り内閣を打破しています。

 平野さんは、北上市出身。ここは衆議院岩手4区になります。小沢一郎氏の水沢に近く、小沢後援会でも団結が高いとされる、遠野市花巻市にも近いところです。小沢氏の奥州市については、水沢ではなく、江刺と隣接していて、江刺は中選挙区の同じ政党で他派閥の椎名悦三郎さんの後援会が根強かったところなのではないでしょうか。北上市の2010国政調査の人口は9・3万人、奥州市は12・5万人。

 いずれにしろ、県連が分裂してしまえば、1人区での闘いは厳しくなってきます。自民党岩手県連は鈴木俊一環境大臣(前岩手2区選出衆院議員)がお父さんの鈴木善幸元首相から受け継いだ水産関係があり、岩手2区での議席回復を最大の目標にしています。自民党岩手県連、自民党宮城県連、自民党福島県連と被災地ネットワークをつくっているかのように聞きます。この辺の地元の事情は門外漢ですので、間違いがあれば、メールをください。

 平野さんはぜひ、第46回衆院選岩手県第4区公認候補として立候補して欲しいです。いや、立候補すべきです。いやいや、立候補させちゃいましょう。出たい人より出したい人を。全国的に平野達男さんの「達山会」を支援して、平野復興大臣の議席継続と小沢一郎の落選で、しっかり日本国民の意思を後世に残しましょう。

 私は今第180通常国会での衆院予算委員会での本予算(案)審査の次のやりとりが大好きです。2月9日、自民党赤澤亮正ネクスト農林副大臣との次のようなやりとりです。

 平野達男内閣府防災担当大臣は復興庁(翌日発足)について、「もともと、復興局には専任の政務(三役)を置きたいという発想はございました。しかし、さまざまな協議の結果として、一閣僚増、そして二副大臣の増という形になりました。ちなみに、復興局については併任の政務官になりますが、これまでも、岩手県でも、宮城県でも、それから福島県においても、できるだけ現地に置く。それで、国会等々の都合においてこちらに来なくちゃならないときは来られましたけれども、まず現地に足を置いて、現地を歩いていただく、そういうことで仕事をしていただいたというふうに思っておりますし、これからもその形は維持したいというふうに思っております」。

 これに対して自民党の赤澤さんは「要するに、常駐でなければ、自分がもともといる役所の仕事が忙しくなったら足が向かなくなるんですよ。あるいは、つるし上げを食ったら行けなくなる、行きたくなくなることもあるかもしれない。だから、常駐にしてくれと言っているんです。では、少なくとも事務方の幹部だけは常駐にさせてくださいよ」

 これに対して平野大臣は「まず、つるし上げるから、嫌になったから行かないなんということは、まずこういう人はいませんよ。それからあと、事務方の幹部については、これは常駐を原則としております。常駐にします」

 赤澤「今、新しいあれがありましたよ。説明資料、配られているものでは、事務方の幹部は必ずしも常駐という説明になっておりませんけれども、常駐にするという発言が今大臣からありました。そこは私は評価をいたします」

 私も復興庁は仙台に本部を置いて欲しかったのですが、東京に本部を置き、出先機関をつくることになりました。マニフェスト違反ですが、復興局に関してはやむを得ない、とマニフェスト原理主義の私でも思います。そのうえで、被災地でつるし上げを食ったら、本部の東京から脚が向かなくなる職員がいるのではないかとの指摘に、平野大臣は

 「つるし上げ(られ)るから、嫌になったから(被災地に)いかないなんということは、まずこういう人は(復興庁には)いませんよ

 と大臣。

 まあ、被災地、例えば組合員の生命と財産を預かっている漁業協同組合の組合長さんに叱られて、現地に脚が向かなくなる職員はいると思いますよ。でも大臣、「いませんよ!」。それはけっして嘘ではない。小沢一郎さんは嘘ばかりですが、平野大臣の答弁は嘘ではなくて、思いやりです。

 それにしても参院当選2回勤続11年58歳の平野達男さんと衆院当選14回勤続43年70歳の小沢一郎さんが、「3・11」の後、わずか1年4ヶ月でここまで仕分けられるとは、ナント時代の流れは速いものでしょうか。

 ぜひ295選挙区の一つと考えずに、他の294選挙区からは平野大臣にメッセージを届けたり、選挙区外からも献金攻勢をして、国民の意思をハッキリ示しましょう。

 ハッキリ示さないとダメなんですよ。曖昧さと傍観を決め込むのは最大の罪と心得よ。

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