【衆議院予算委員会 平成29年2017年11月28日(火)】
予算の実施状況に関する件の質疑は2日目、最終日となりました。
5年ぶりに国政復帰した、立憲民主党の川内博史さん(鹿児島1区初当選)。
相変わらず、前半は官僚への質問を繰り返しましたが、きのうに続き、太田充・財務省理財局長が重要な答弁を連発。国有地の払い下げ(売却)で、学校法人森友学園の、(1)定期借地権(2)(政府側から見た)瑕疵免責担保特約(3)価格の非公表ーーはすべて、千件前後のうち、森友案件1件だけだと明かしました。
これについて、野党会派「無所属の会」の岡田克也代表は同日夕の第1回目の定例記者会見で、「菅義偉官房長官はかつて、一方的な報道だとしていた」と先の国会での対応を批判。筆者・宮崎信行が、太田局長は野田佳彦首相の事務秘書官だったから答弁が変わったと思うかという一つの仮定を提示したところ、岡田さんは会見台のマイクで、「個人というよりはそれは組織として、もうこれ以上、シラを切るわけにはいかないと判断したんだと思う」と語りました。
予算委に戻って、立憲民主党の逢坂誠二筆頭理事は、質疑の冒頭「この後、希望の党の原口一博さんが質問する」と語り、場内の訂正に応じて「無所属の会」と言い直しました。原口さんの無所属出馬の経緯からは、この言い間違えは大変失礼です。ただ、北海道8区で無所属から出馬することを調整していた逢坂さん(追加公認)と、佐賀1区で原口さんが調整していたときに、逢坂さんがスマホで全国の状況を確認する時間はなかったでしょう。今回の野党分裂の経緯は、向こう30年以上尾を引くことになりそうです。
原口さんは「無所属の会の原口一博です。党は民進党ということです」と語りました。
小野寺五典防衛大臣や河野太郎外務大臣らの所信表明がありました。次回の一般質疑の後に、「防衛省・自衛隊職員給与法案」(195各王9号)が審議入りするのではないかとみられます。
まず、寺田稔委員長が就任あいさつ。防衛政務官や、自民党国防部会長経験者で、族議員コース復活。まだ防衛省は税制改正要望がないから、良いのですが、希望の党の理事になった渡辺周さんも防衛副大臣経験者。イギリスの二大政党などは、政府外議員が一つの省を専門にしている期間はどのくらいなのか、今後のイギリス議会研究の際は、少し興味を持って見ていきたいと思いました。小野寺大臣は「総理から、次期中期防のとりまとめを指示されており、政府部内での取り組みを確認していきたい」としました。私が何かやらかしそうに見ている、山本ともひろ副大臣、福田達夫政務官、大野敬太郎政務官の3人も所信を述べました。
【参議院情報監視審査会 同日】
非公開で行われました。
このエントリーの本文記事は以上です。
(C)2017年、宮崎信行。
[お知らせはじめ]
宮崎信行の今後の政治日程(有料版)を発行しています。
国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読ください。
このブログは以下のウェブサイトを活用しエントリー(記事)を作成しています。
衆議院インターネット審議中継(衆議院TV)
参議院インターネット審議中継
国会会議録検索システム(国立国会図書館ウェブサイト)
衆議院議案(衆議院ウェブサイト)
各省庁の国会提出法案(閣法、各府省庁リンク)
予算書・決算書データベース(財務省ウェブサイト)
インターネット版官報
[お知らせおわり]
Miyazaki Nobuyuki







