
少数与党で「自公+立、維、国」の「前実務者たち」の鬱憤を腹にためた質疑に、自民党議員から「私たちも旧暫定税率を廃止したい」資源エネルギー庁から「ガソリンスタンドが渋滞するなどの混乱が予想される」とザイム真理教の正体が垣間見えた土曜国会。森山幹事長のつまみ食いとザイム真理教を倒す夏へと向かいます。
ゆうべの本会議に続き、自民党は船橋利実さん(元財務政務官)が質問。「私ども自由民主党も、暫定税率の廃止ということについては、既に合意をしてございます」と去年末の自公国幹事長合意にもとづく衝撃の告白。そのうえで「ただし、税制改正に当たっては、丁寧な検討を通じて、地方公共団体や事業者、消費者に迷惑をかけないようにすることこれが非常に重要なことでありそこに向けて現実的な道筋のもとに、法改正に繋げていく」と述べました。
船橋さんは「平成20年(2008年)のいわゆるガソリン国会当時は参議院が野党多数のもとで発生をしたものでありますけれどもこのときも、今回の法案と同様に、ある日を境に、暫定税率が一時失効して、税率が大きく、変動いたしましたが、このときに、全国の流通販売現場あるいは消費者の間に何が起きていたのか、政府参考人にお尋ねいたします」と語りました。
資源エネルギー庁の資源・燃料部長は「値下げになったガソリンを購入するために全国各地のガソリンスタンド周辺の道路で渋滞が発生をいたしました。それから近隣住民等からガソリンスタンドに苦情が寄せられたり在庫切れになったガソリンスタンドが閉店をしたりという事象がございました。それからの暫定税率失効前の高い税率で仕入れていた在庫旧税率の販売と旧税率での販売として価格を維持しようとしてもですね、結果的に安値で売らざるを得ないと、そういった各地のガソリンスタンドで損失が発生をしたというような事例があったと承知をしてございます」と語りました。
虚言癖は資本主義の敵です。
この後、2時間コースの質疑の時間をこなしました。三宅伸吾委員長は、質疑終局の宣言はせずに休憩。その後、国民民主党の伊藤孝恵参議院国対委員長(非改選)にSNSなどによると、三宅財政金融委員長解任決議案が提出されたとしました。しかし、委員会は再開された上で、三宅委員長は散会を宣言しました。
今後、石井準一・自民党参議院国対委員長(改選)は、本会議を開かずに、採決をしないま ま、あす夜の会期時間切れをはかると思います。
が、期せずして、自民党と公明党は暫定税率で、ザイム真理教に歯が立たないというイメージができるとみられます。虚言癖は資本主義の敵。平気で政党を騙していた森山裕幹事長(元財務副大臣)に対する「前実務者たち」の怒りも、衆参の立維国の足並みがそろったことから浮き彫りになりました。選挙結果に限らず、「自公+立、維、国」体制は終焉を迎えそう。ザイム真理教を倒す夏へと向かっていきます。
【参議院本会議】
午後2時半に、立憲・社民、国民、維新が「三宅伸吾財政金融委員長解任決議案」を提出しました。本会議で審議されるかどうかは不透明でしたが、議運委で採決し上程することを否決しました。
そして、 午後4時過ぎに前後した時間帯に、開議しないまま流会しました。これで第217回通常国会は、あすの会期末を待たずに閉会しました。
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