財務金融委員長解任決議案を提出「ガソリン税旧暫定税率廃止法案」で、会期内成立は濃霧の中

[写真]衆院第二議員会館と国会議事堂、5年前の6月中旬、宮崎信行撮影。

 「ガソリン税暫定税率廃止法案」(217衆法53号)のめぐり、井林辰徳財務金融委員長解任決議案が衆議院に提出されました。水曜日としては異例の衆議院本会議があす開かれることになりました。都連所属の各党代議士は日程変更を迫られました。

 なお、当ニュースサイトは、政党「社民党」が衆参とも共同会派「立憲・社民・無所属」を組んでおり、前の任期でも新垣衆院議員が法案提出者に常に名を連ねていることから、「立憲+社民」、それと「有志の会」を1党と見なして報道しています。
 217衆法53号は提出が、立憲・社民、維新、国民、共産、参政、保守なので6野党(228議席)が提出したと報じました。きょうの解任決議案は、そこから共産が外れた5野党が提出しました。ところが、指摘しているように、れいわ、有志の会2党派に遅れたことを謝罪した情報はありません。但し、仮にれいわ9人が「時間が短く賛否を決定できない」との理由で本会議を欠席した場合は、228議席がちょうど過半数の数字になります。なので、衆議院での採決は、森山裕幹事長も野田佳彦代表もどうなるかは本当に分からないと考えられます。
●火曜日ですが衆議院本会議は開催されませんでした。先々月3日に本会議で代表質問された「医療法改正案」(217閣法21号)は11万病床削減の自公維合意と骨太の方針、そしてやはり日本医師会に反発があるそうで、閉会中審査または審議未了廃案となる見通し。日医が反発しているとなると仕込んだ武見敬三厚労相(改選・東京7枠・自民2人公認)はつかみどころがない政治家だと感じます。
参議院第1種常任委員会 きょう令和7年2025年6月17日(火)】
 2つしか開かれない、閑散とした会期末、改選となりました。
 ●内閣委員会 「ギャンブル等依存症対策基本法改正案」(217衆法37号)を採決。れいわのみの反対で可決すべきだとしました。この法案は、オンラインカジノの賭場の提供を明確に禁止する規定を書き込みましたが、罰則はおかれていません。天皇の署名、首相や内閣府大臣らの副書で官報に掲載される公布の日から3ヶ月を経過した日に施行なので、9月下旬には施行します。
 そして、三原大臣が「独立行政法人男女共同参画機構法案」(217閣法52号及び53号)が趣旨説明されました。衆議院では、維新の男性議員がまるっきり立法趣旨を理解しない質問や討論を続け、後輩である幹事長・国対委員長政調会長も指導できなかったようです。あさって質問され、同日中に採決されると考えられます。

厚生労働委員会 社会保険労務士法改正案」(217衆法49号)が趣旨説明され、採決。令共が反対しましたが、賛成多数で可決し、上程。名称排他条項に漢字3文字の「社労士」を加えたり、特定社労士が裁判だけでなく労働審判にもかかわれるようにする法改正。衆・委員会の採決を現地で傍聴取材しましたが、自民議員の1人が傍聴席まで来て団体幹部らに「お待たせしました」とあいさつに来ましたが、反応は薄かったです。ここで、衆議院衛視が「お待たせしました」と傍聴者が主に使う方の階段・エレベーターへ誘導していきました。腰周りになんかつけてる警察官たちと違い衛視さんチームのコミュニケーションスキルに感動しました。

 これに先立つ一般質疑で、山口和之さん(2009年民主党衆議院比例東北単独25位で初当選、衆参在職10年超)は「日本維新の会山口和之です。戻って来られればいいんですけども、戻って来られない確率も非常に高いので今日も同じような話をさせていただきます。元々自分は理学療法士の免許を取ってから、リハビリテーションの専門病院に勤務しました」と語りました。

衆議院国土交通委員会
 まず9日の石川県への委員派遣を委員長が報告。まさに「能登半島地震国会

」となった今国会を振り返りました。1年5ヶ月遅いという批判は、国交省でなく岸田官邸に向けられる批判です。

【衆・法務委】
 選択的夫婦別姓法案の「立憲案」(217衆法29号)「維新案」(217衆法30号)「国民案」(217衆法35号)の2度目の参考人質疑が2時間半コースで行われました。あすは、議員間の質疑応答をすることにして散会しました。会期内の成立は絶望的。

閣議
 総理不在ですが、定例閣議が開かれました。石破茂首相と赤澤担当相とトランプ大統領らとカナダでの首脳会談は30分ほどで終わったようで、関税の著しい進捗はなかったとみられます。

自民党役員連絡会】
 きのうは首相不在で役員会はなかったようですが、きょうは役員会・役員連絡会が開かれ、森山裕幹事長は衆参同日選の可能性は低いと事後の記者会見で語りました。

【2幹2国】
 解散はしない方向性となったようです。

立憲民主党常任幹事会】
 第27回参議院議員通常選挙で男性のミドルからシニア3名を公認しました。山形県連、島根県連(鳥取・島根合区)、長崎県連所属の元秘書ら。これで、5月中旬の自民党事前情勢調査で示された、立憲の全国比例区の獲得予想の人数を満たしたことになります。来週火曜日(6月25日)午後3時は国会閉会中と考えられますが定例通り開く予定。 

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