
昨夕の自公維3党合意を経て、当初予算案は、今週にも与党から修正案が提出されるようです。おそらく内容は、予算コード「15071ー2845-16」の「高等学校等修学支援等事業費交付金」の4047億円強を、1000億円ほど増額し、予備費をその額だけ減額する修正案だと考えられます。
予算委員会の集中審議と並行して、衆議院第二議員会館地下2階の与党政策第一会議室で、午後1時半から「自公立政調会長」の第3回、午後4時10分から「自公国税調会長」の今年4回目がありました。103万円の壁(政府原案通りの成立で123万円に引き上げ)のさらなる引き上げは、「ザイム真理教」によって決裂するのではないでしょうか。一方、石破官邸としては、政権運営、参院選、次期総裁選のどれを考慮しても、当初予算案に賛成してくれる野党は多い方がよいと考えるはずです。複雑な方程式ですが、ザイム真理教が吹き飛ばされる局面となりそうです。
【衆議院予算委員会 きょう令和7年2025年2月26日(水)】
「令和7年度予算案」は16日目です。集中審議3日目となりました。「教育、社会保障等」。先週金曜日(21日)にもありましたが、19日(水)の「松本参考人が質問通告添削」で空転した集中審議の立て直しになります。高額療養費をめぐる酒井なつみさんのスライド登板は21日に完了してます。
自民党の岩田和親さんは「昨日に予算修正で3党が正式に合意した。少数与党の苦しさを実感している」と語りました。石破派を離脱した山下貴司さんは、総裁選最下位だった加藤勝信財務大臣が給食費無償化を公約にしていたとしました。確認すると、加藤さんは「3つのゼロ」の公約で給食費・こども医療費・出産費をゼロにし、大学の奨学金の給付型拡大を語っていましたが、どういうわけか、高校には全く触れていませんでした。山下さんが立憲に寄せているように見えて、あんがい中国ブロック自民党のコップの中の争いかもしれません。
立憲の黒岩宇洋さんは、この動きも見たのか、公立小中学校全体の給食費の無償化を押しました。黒岩さんはこれにからめて「地方創生2.0」の観点からの財源論にも言及しました。おおつきくれはさんは、学校トイレの洋式化で、首相の地元・鳥取県などで県別の普及率が低い傾向にあることを指摘しました。「地方創生2.0」も参院選の焦点となりそうです。
採決が近くなったのに、かみ合わない答弁が目立ちました。高額療養費をめぐる岡本あき子さんへの答弁で、保険局長は、自己負担額が引き上げ後に「発症日」による格差が3倍程度になると思われる答弁をしました。が、その後、大臣らが修正しましたが、それでも「再発したら3倍」とみなされる答弁を首相も含めてしました。
本庄知史さんの問いに、高校修学支援金の一般会計1000億円増額修正を首相が明言した後に、「財源は」と問う本庄さんに「徹底した行財政改革」と首相は答えましたが、本庄さんは予備費1000億円減額という答弁を期待したのではないかと思います。党を代表してロシアのウクライナ侵攻3年でトランプ大統領がロシアに軸足を移していると語る本庄さんに対して首相は「委員も外務大臣の秘書官を務めになり、いつ何を言わねばならないか、TPOというものが外交において極めて重要である」「力による現状変更は絶対にあってはないんじゃないという。我が国のメッセージは当初から一貫をしておるものでございます」と最大限の賛辞で応じましたが、岸田文雄さんのような主体性は感じられなかったです。本庄さんは岡田克也さんは全く言及せず鳩山由紀夫代表が話していた「東アジア共同体」が何かと米国務、国防両省で党職員(退職)と合計2名で課長級のうちの何人かに詰問された経験があります。その課長級のうちの一部はその後省内パワハラで失脚しました。もちろん日本語通訳無しの英語でのやりとりです。
維新は青柳仁士政調会長と、馬場伸幸前代表の主流、非主流の代表が登場しました。青柳さんは「教育無償化、そして、社会保険料下げる改革、この二つを掲げまして、自民党、公明党と政調会長間協議に臨んでまいりました。この間、政調会長間協議に関しましては、正式なものと個別の協議等を含めまして全部24回そして教育無償化の実務者(金子道仁部会長ら)による協議を11回、その他個別協議等を実施しながら、先週の末に政調会長間での協議の結果が出まして、そして昨日、石破総理も入っていただいた形で、3党の合意文書の署名に至ることになりました」と述べ「ここに至りますまでに青柳政調会長に大変なご尽力をいただきました。誠にありがとうございます」と語りました。一方、馬場さんは本人の初当選よりも前のできごとである、野田、安倍両氏が党首討論で身を切る改革と解散を決めたような覚悟が必要だという趣旨の主張をしました。
あすは午後1時から分科会1日目で、午前は安住淳委員長らは松本参考人にホテルで出張質疑。あさっては分科会2日目で、午後から集中審議4本目。その後、修正案の提出、趣旨説明、質疑という未体験ゾーンに入ります。公選法改正2法案(217衆法1及び2号」が上程される本会議ですが、あすは開催されないようです。議運理事会はあさって(28日金曜日)午前11時。
【参議院行政監視委員会】
【参議院外交・安全保障調査会】
第2種常任委員会の行監委と、調査会の1つで参考人の意見を聞いて質疑しました。
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